アニメの火垂るの墓については反戦や戦争の悲惨さというおざなりな批評はさておき

実は戦中や復興期を体験せずに豊かな時代を謳歌する若い世代に対する
高畑勲の「嫉妬」があるのではないかという説に個人的には腑に落ちるものがある

今の若者世代すら羨む者がいるあのバブル絶頂期にグロテスクな戦争アニメ映画をぶつけた意図は
単純に「自分の味わった後味の悪い思いを若者にも味わわせたい」だけだったのかもしれない