羽生結弦選手の祝賀パレード、学生ボランティア殺到 「間近で見られるかも」
4/17(火) 19:08配信

羽生結弦選手の祝賀パレードに参加するボランティアの募集に、多くの応募が集まっています。宮城県内の各大学の呼び掛けに対して、予想を上回る数の学生が集まりました。
仙台市や県などで作る実行委員会では、警備スタッフの数を約1800人と見積もっています。このうち約460人をボランティアで賄う方針で、各大学の学生にも参加を呼び掛けました。
東北学院大学では、ボランティアに約100人の応募がありましたが、パレードの実行委員会による抽選で、半分近い55人に絞られました。
抽選となった理由は、他の大学からも想定よりも多くの応募があったためだということです。
東北学院大学職員・其田雅美さんは「羽生選手のパレードのボランティアは予想以上の希望者が出た。(抽選に外れた学生は)非常に残念な気持ちを抱えていたと思う」と話しています。
 一方で、選ばれた学生は、当日を楽しみにしている様子で応募理由を語ってくれました。
東北学院大学法学部3年の女子学生「(羽生選手を間近に見られるかもしれないので)けっこう女性陣はドキドキしていると思います。同じ県民として、とても誇りに思っているので、お手伝できたらなと」
学生を含むボランティアは、交通整理などに携わる予定です。
■特別表彰は伝統工芸品「堤人形」
一方で、仙台市の郡市長は17日の定例会見で、特別表彰の記念品として市の伝統工芸品「堤人形」を贈ることを発表しました。
贈られる「堤人形」は、羽生選手のフリー演技のモチーフでもある能楽の一場面を表現したものです。
表彰状や堤人形の贈呈はパレードの出発式の中で行われます。
郡仙台市長は「何よりも事故のないようにパレードが成功することを祈っている」と話しました。
また、パレードの寄付金については、16日午前中までに5000件、1700万円の寄付金が集まっています。
仙台市では「予想を上回る金額で、前回4年前の約1800万円を超える見込み」としています。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180417-00010002-khbv-l04