俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第14回が15日に放送され、平均視聴率は11.9%(以下・ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。番組ワーストを記録した第13回の13.0%からさらに下げた。

 「西郷どん」は、明治維新から150年となる2018年に放送される57作目の大河ドラマ。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿に、カリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。

 第14回「慶喜の本気」は、斉彬(渡辺謙さん)に命じられ、吉之助(鈴木さん)は橋本左内(風間俊介さん)とともに一橋慶喜(松田翔太さん)の将軍擁立運動を進めるが、慶喜は将軍になることを拒否する。その頃、大奥では篤姫(北川景子さん)の嫁入りに“一橋派”の策謀があったことを知った本寿院(泉ピン子さん)が激怒。吉之助と左内は八方塞がりとなる。さらに何者かが放った謎の刺客が慶喜に迫る……という展開だった。

 NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

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