【甲府】吉田監督辞任も…佐久間GM、3連勝できなければ「やめることになるのでは」
2018年4月15日5時0分 スポーツ報知
http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20180414-OHT1T50228.html
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180414-00000228-sph-socc

ゴール裏で居残るサポーターに、拡声機を手に説明する吉田監督(中央)
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肩を落として引き上げる山本英臣(中央)ら甲府イレブン
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ヴァンフォーレ甲府は松本に0―1で敗れ、またもホーム初勝利はお預けとなった。試合後にはゴール裏のサポーターが約1時間半も居残り、クラブ側に説明を要求。今後リーグ戦で3連勝できなかった場合、吉田達磨監督(43)が辞任となる可能性が出てきた。

敗戦後、イレブンがサポーターにあいさつするとブーイングがこだました。吉田監督は「『やめろ。出て行け』と言われるべきなのは、選手ではなく僕」と厳しい表情で声を絞り出した。

前半41分、相手の右CKをクリアしたもののセカンドボールを拾われ、最後は右クロスからMFセルジーニョ(27)に決められ先制を許した。これで9失点中6点がセットプレー絡みのものとなった。
さらに今季の本拠での成績は2敗2引き分け。ホームで開幕から4試合未勝利は、J2に参入した1999年に5連敗して以来、19年ぶりという不名誉な記録となった。

試合後にはゴール裏のサポーターが約1時間半も居残り、怒号が飛んだ。佐久間悟・代表取締役GM(54)と吉田監督が説明する事態となった。
佐久間GMによると話し合いの結果、今後のリーグ戦で3連勝を約束してひとまず収束。ただそれができなければ、同GMは「(吉田監督が)やめることになるのでは」との可能性を示唆した。

1年でのJ1復帰を目指す中で非常事態となっているが、それでも試合はやってくる。主将のDF山本英臣(37)は「もっとがむしゃらにやらないといけない」と必死に前を向いた。
次のリーグ戦はアウェー・愛媛戦(21日・ニンスタ)。今はとにかく白星を並べ続けるしかない。