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ゲームメーカー役として川崎の中村を“推薦”

 日本代表は5月14日にワールドカップ(W杯)予備登録メンバー35人の提出期限を迎える。同30日のガーナ戦を経て本大会登録メンバー23人が発表される見込みだが(提出期限は6月4日)、果たしてどのような顔ぶれが並ぶのか。クロアチア時代にUEFAチャンピオンズリーグを経験し、Jリーグ挑戦も10年目に突入するなど、日本と海外のサッカー事情に精通する湘南ベルマーレMFミキッチに、ロシアに連れていくべき選手を訊いた。

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 日本が入ったグループHは、ポーランド(FIFAランク10位)、コロンビア(同16位)、セネガル(同28位)が同居する。決して油断はできないが、ミキッチは他グループに比べて恵まれた組み合わせだと話す。

「(W杯初出場の)1998年、2002年の日本代表とは全然違う。今は多くの選手がヨーロッパに出て、大舞台で強度の高い試合、クオリティーのある相手と常日頃対戦しているからね。ポーランドはベストチョイスだと思う。他の第1ポットの国(ドイツ、ブラジル、ポルトガル、アルゼンチン、ベルギー、フランス)に比べたら少し力が落ちる。初戦で当たるコロンビアもハメス(・ロドリゲス)という良い選手はいるけど、日本代表が手も足も出ないと驚くようなスーパーな存在はそこまでいない」

 いわゆる短期決戦のW杯で結果を出すには何が必要か。ミキッチに「連れていきたい選手」を問うと、すぐさまJリーグの顔である37歳の司令塔を“指名”した。

「ケンゴ・ナカムラ。年齢は別にして、単純に力を見れば彼は行くべきだと思う。代表に相応しい選手だ」

浅野のスピードは「ジョーカーとして必要」

 川崎フロンターレ一筋16年目のMF中村憲剛は、連覇を目指す今季も6試合で1得点3アシストと攻撃を牽引。2016年には歴代最年長の36歳でリーグMVPに輝くなど、年齢を重ねるごとに円熟味を増している。

「特に素晴らしいのは、この2年がキャリアの中で最も素晴らしいプレーをしていること。(37歳で)いまだにトップフォームを保っている。日本代表にはゲームメーカーが必要だ。ケンゴはその能力が最も高いし、ただ単にボールを持った時に上手いだけでなく、走れる選手だという点も忘れてはいけない」

 そして、もう一人名前を挙げたのがシュツットガルトFW浅野拓磨だ。日本が誇る韋駄天アタッカーはドイツ2年目の今季、控えに甘んじて所属クラブでの出場機会が激減。3月の欧州遠征でもそれが原因でメンバーから落選している。しかし、サンフレッチェ広島で3年半ともにプレーしたミキッチは、浅野の能力が日本には必要だと力説する。

「タクマはジョーカーとして必要だ。途中出場する選手は最後の数十分で流れを変える役割だけど、そのエネルギーが彼にはある。タクマのスピードはチームを勢いに乗せるし、すごく重要だと思う。ただ、使う場所はサイドではなくトップ(センターフォワード)。彼の力はそこで一番発揮されるからね」

以下略
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