イノッチ主演「特捜9」初回16・0%の好発進 「9係」渡瀬恒彦さんの遺志受け継ぐ


V6の井ノ原快彦(41)が主演を務めるテレビ朝日「特捜9(ナイン)」(水曜後9・00)が
11日に15分拡大でスタートし、初回の平均視聴率は16・0%
(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが12日、分かった。
4月クールの民放連続ドラマは始まったばかりだが、15%超の好発進となり、暫定トップ。

昨年3月に亡くなった渡瀬恒彦さん(享年72)が主演した「警視庁捜査一課9係」が
井ノ原主演により生まれ変わった。羽田美智子(49)吹越満(53)田口浩正(50)
津田寛治(52)ら「9係」レギュラー出演者が再集結。
寺尾聰(70)山田裕貴(27)が新たに加わった。

「9係」の近年の初回はシーズン6(11年)=14・8%、シーズン7(12年)=13・0%、
シーズン8(13年)=15・2%、シーズン9(14年)=11・9%、シーズン10(15年)=10・9%、
シーズン11(16年)=13・9%、シーズン12(17年)=11・5%。

2006年から昨年の第12シーズンまで続いた「9係」は、警視庁捜査一課に設けられた第9係の刑事たちを描く群像劇。
第9係の係長・加納倫太郎を演じた渡瀬さんは昨年4〜6月に放送された第12シーズンに不参加だったものの、
病室に台本を持ち込むなど最後まで出演に意欲。第12シーズンは主人公不在で放送された。

「特捜9」は倫太郎の異動により、第9係は解散したという設定。第9係のメンバーはバラバラになっていたが、
警視総監の指示で捜査一課に新設された特別捜査班に再集結。寺尾演じる班長の下、再び難事件に立ち向かう。
井ノ原演じる浅輪直樹は今回から主任に昇格。倫太郎の娘・倫子(中越典子)と結婚したという設定も加わる。
[ 2018年4月12日 09:00 ]

スポニチ
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