加熱式たばこを所持していたとして、甲府市の東海大甲府高が、野球部の3年生4人を謹慎処分にしていたことが11日、明らかになった。4人は喫煙を認めているという。山梨県では春季関東地区高校野球県大会が開催中だが、同校は「今の段階で辞退は検討していない」としている。

 同校によると、3月28日、甲府市内の寮で、管理人が加熱式たばこを持っている生徒を見つけた。生徒指導担当の教諭が聞き取りしたところ、生徒は喫煙を認め、他にも3人が所持していたことが判明した。4人は現在、授業、部活動とも出席・参加が禁止されている。

 同校野球部は甲子園に春夏通算18回出場している名門。報告を受けた日本高校野球連盟が処分を決める見通し。同校の市川親之教頭は「社会のルール違反で許されない行為。指導を徹底し、再発防止に努めたい」とコメントした。【井川諒太郎】

4/11(水) 11:08配信 毎日新聞
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