男子バスケットボールのゴンザガ大は8日、チームの一員でもある八村塁(2年)について「来季もプレーする」と明言。NBAドラフト(6月21日)での指名資格を得るための「アーリーエントリー」は見送ることになった。

 2メートル3、102キロの八村は今季平均20・7分の出場時間で11・6得点、4・7リバウンドをマーク。ベンチからスタートするシックスマンとしては文句なしの活躍を見せ、全米大学選手権(NCAAトーナメント)のオハイオ州立大戦では自己最多の25得点を記録していた。

 所属のウエストコースト・カンファレンス(WCC)の優秀選手にも選ばれ、米国の主要メディアは八村が「アーリーエントリー」の手続きをした場合には、NBAドラフト(指名は2巡目までの計60人)に指名される可能性を指摘していた。

 なお各メディアによる2019年度のNBAドラフト予想で、八村はほとんどが1巡目(上位30番目まで)に名を連ねており、シックスマンから先発に昇格することが確実な3年生でのシーズンは、今後の運命を大きく左右することになるだろう。

[ 2018年4月9日 16:57 ]
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2018/04/09/kiji/20180409s00011000212000c.html