中邑またもWWE王座奪取ならず AJに敗北後に暴行で大ブーイング
4/9(月) 12:25配信

「プロレス・WWE」(9日=現地時間8日、米ニューオーリンズ・メルセデスベンツ・スーパードーム)

世界最大のプロレス団体WWEの年間最大イベント「レッスルマニア34」が
7万8133人の観衆を集めて行われ、“ロックスター”中邑真輔(38)が
WWE王者AJスタイルズ(40)=米国=に敗れ、日本人初の同団体最高峰の王座奪取を逃した。

日本人で13人目のレッスルマニア出場を果たし、同じ新日本プロレス出身のAJに挑んだ中邑。
16年1月4日の新日本・東京ドーム大会では中邑が持つIWGPインターコンチネンタル王座に
AJが挑戦する形で一騎打ちし、中邑が勝利している。

中邑は大人数による入場曲の生演奏が流れる中、大観衆の声援を受けながら入場。
序盤からAJに攻め込まれ、ライダーキックなど得意の蹴り技で反撃するも、なかなかペースをつかめない。
さらに、AJ得意のフェノメナルフォアアームをまともに受けたが、辛くもカウント2で脱出した。

それでも、中邑はAJのシューティングスタイルズプレスをヒザを立てて撃墜すると、
鈍い音を立てる激しいエルボー合戦から、AJの後頭部にヒザを打ち込む。
そして、「イヤァオ」を叫んで必殺のヒザ蹴りキンシャサを繰り出したが、
AJに捕らえられてスタイルズクラッシュを見舞われ、無念の3カウントを聞いた。

だが、次回はここから急転する。
両者は健闘をたたえ合う抱擁を交わし、中邑は自らAJにチャンピオンベルトを手渡したが、
その直後にAJの股間を攻撃。
場内が騒然とする中、日本語でののしりながら暴行を加え、さらには場外でキンシャサを放ってAJをKO。
中邑にはWWE入りして初めてと言っていい大ブーイングを浴びた。

4/9(月) 12:25配信 デイリースポーツ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180409-00000065-dal-fight

WWE「WrestleMania 34」
https://live-sports.yahoo.co.jp/live/sports/fight_all/8578