“松坂効果”はラジオ中継にも波及した。AMラジオのニッポン放送は6日、中日・松坂大輔投手が
今季初登板した3日の「中日−巨人」の中継が、インターネットサービス「radiko.jp(以下、ラジコ)」で、
他局を大きく上回る平均シェア25・6%、最高瞬間シェアでは33・9%を記録したと発表した。

午後6時から9時40分まで放送された試合中継は、関東1都6県のエリアでラジコを用いてライブストリーム聴取された割合が高く、
ニッポン放送は「圧倒的首位」と表現した。聴取数の実数は非公表ながら、シェアの面では午後8時台後半から30%を超え、
9回裏を伝えた午後9時26分ごろには最高の33・9%をマークしたという。

ニッポン放送のプロ野球中継は「ショウアップナイター」のブランドで親しまれている。

今季は昨季まで以上にプロ野球中継に力を入れており、プロ野球中継から撤退したTBSラジオや、
従来通り西武やパ・リーグの試合中継を軸にしている文化放送など、AM各局の特色が現れている。
https://www.daily.co.jp/gossip/2018/04/06/0011139064.shtml