<中日2−3巨人>◇5日◇ナゴヤドーム

 中日森繁和監督(63)は復活登板を果たした松坂大輔投手(37)を評価した。中日デビュー戦で5回3失点(自責2)と先発として
最低限の役目を果たした右腕に「苦しんで、苦しんでは当然。次につながるものもある。次の登板では皆さんの喜ぶ試合になればいい」と
復活の白星も遠くないとの見方を示した。

 痛恨だった3回の2失点。先頭の吉川尚の二塁打も内外野間の連係ミス。このイニングの2点目は2死三塁から遊撃京田の適時失策(悪送球)に
よるもの。反撃が1点届かず敗れたため。この失点が尾を引いた。指揮官は「見方が足を引っ張るとこういう試合になる。相手が喜ぶようなことを
しちゃいけない。無駄な1点で最後まで苦しくなった。大輔が投げるということで野手が硬くなったかな」と振り返った。

 昨年まで悩まされた右肩のコンディションに配慮し、予定通り6日に出場選手登録を抹消する予定。しかし、森監督は「今後、(抹消せず)
中6日で投げられるのかどうかはまた決める。次のことはまた考える」と発言。次回の先発以降、正式なローテーション投手として起用する可能性も
視野に入れていることを明かした。

日刊スポーツ
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