>>1つづき)

「The Independent」は正義の原則などお構いなしに真実をねじ曲げるために、読者にも平気で嘘をつきます。こうしたかなり原則的な事実についてまでこの新聞がこのような不正をおかすとなったら、この新聞の報道の一体なにを信じられるというのでしょう?

そうやって彼らはぼくが「ニコラ・スタージョンを毛嫌いしている(これは事実ではないが)」と読者に伝えようとし、さらにぼくが「ブレグジットが大好きだ」と冷笑的にけなしてみせているのです。

実際、このグラスゴー公演には「The Independent」の記者が出かけた様子はなく、記事中にはただ「大勢が会場を後にしている」という内容のツイートだけが引用されていた。また、「Clash」などは、グラスゴー公演での「大勢の観客が退場」との報道がフェイク・ニュースではないかと指摘している。

(中略)

また、「The Independent」の記事でモリッシーがいかにもオーディエンスにも見放されているように書かれたことに対して、モリッシーは今回のUKツアーがこれまでで最も成功したツアーとなったと反論。8日間のうちにアレクサンドラ・パレス、ザ・ロンドン・パラディアム、ブリクストン・アカデミー、ザ・ロイヤル・アルバート・ホールの4会場で行ったロンドン公演はいずれも完売したと述べている。

なお、モリッシー側は当初Facebookで「The Independent」の事実誤認を指摘していたものの、その後「Morrissey Central」を立ち上げて新たな反論文を公開。

ちなみに「Morrissey Central」の最新の記事ではクリッシー・ハインドの“Back on the Chain Gang”のカバーをロサンゼルスでレコーディングしたことが報告されており、夏にシングル・リリースすることが発表されている。

(おわり)