3月30日に放送された、TBS『金スマ波瀾万丈スペシャルYOSHIKI』の視聴率が平均15.3%を記録、さらに瞬間最高視聴率はなんと驚異の19.7%で他局横並びダントツの1位だったことがわかった。

【裏番組平均視聴率】

NTV:プロ野球〜金曜ロードSHOW!「るろうに剣心京都大火編」6.0%
EX:「関ジャニ∞のTheモーツァルト音楽王No.1決定戦」〜「報道ステーション」9.3%
TX:ドラマ「ミッドナイトジャーナル」6.8%
CX:「さんまの東大方程式特番」〜「ダウンタウンなう」7.4%
NHK:「ニュースウォッチ9」〜「大谷翔平スペシャル」7.2%

また、番組開始と同時に、SNSのトレンドワードも次々とランクインし、

「存在自体が奇跡」
「この人は本当に存在していたんだ」
などとコメントが殺到し、前代未聞のYOSHIKI独占状態となった。

この日の2時間15分のスペシャルでは、本人のインタビューと共に、知られざるYOSHIKIの半生を特集。彼が歩んできた壮絶な道のりには大きな反響があり、

「YOSHIKIの話を聞いて死んだらダメだって思った。生きててよかった」
「YOSHIKIの言葉が、あまりにも心の中にダイレクトに入り込んできて涙腺が崩壊した」
「それでも前に進み続ける貴方の強さを心から尊敬しています」

などのコメントがSNS上に殺到。週末にはニュースにもなった。

昨年末、前回帰国時に出演したバラエティ番組のいずれもが軒並み高視聴率を記録しており、昨年12月の日本テレビ『しゃべくり007』YOSHIKI登場時には瞬間最高視聴率21.6%、
年明け元旦放送の朝日放送『芸能人格付けチェック』では19.6%(平均視聴率)という放送開始以来、最高の視聴率を記録。
その後もTBS『マツコの知らない世界』では15.9%(瞬間最高視聴率)と、やはりYOSHIKI出演番組への注目度は非常に高いことがうかがえる。

涙を流しながらピアノを演奏するYOSHIKIがあまりにも印象的だった、番組後半の「MIRACLE」と「ENDLESS RAIN」のパフォーマンスシーンは、高い視聴率をマークした中のひとつ。
そして、それと同時に、「ピアノ演奏で見せた涙が美しすぎて、時間が止まった」

「衝撃が走った」「この曲、涙が出る」
と、ネット上をざわつかせたもうひとつの楽曲が、YOSHIKIが1999年天皇陛下御即位10年の奉祝曲として作曲し、皇居前広場で行われた祝賀式典で演奏された「Anniversary」。

YOSHIKIファンにとってはよく知られた名曲であり、ファンじゃなくとも当時の報道番組で式典の様子を目にした人も多いだろう。
「Anniversary」は、X JAPANの解散後、もう音楽をやめようと失意のどん底にいたYOSHIKIが、「自分の居場所はやっぱりここなんだ」と、もう一度ステージに戻ろうと思うきっかけとなった楽曲として、
番組内でも当時の映像と共に紹介されたのだが、8分間に渡るその壮大なピアノ協奏曲に対して「素晴らしい」と、絶賛の声がいまだ後を絶たない状態だという。

これらのYOSHIKIが生み出す曲の裏にあった、苦悩の半生。これだけ人の心を打つ曲がなぜ生まれるのか、番組を観た多くの視聴者はそれを肌で感じることができたのではないだろうか。
YOSHIKIはこのあと、米国・カリフォルニア州で開催される世界最大規模の野外フェス『コーチェラ・フェスティバル』への出演、応募が殺到し急遽追加公演を発表した自身初となるディナーショー連続7公演、
異例のX JAPAN復活10周年記念Zepp公演およびライブビューイングと、次々とコンサートの予定が発表。快進撃を続けるYOSHIKIの活動から目が離せない。

2018年4月2日 17時17分 M-ON! MUSIC NEWS
http://news.livedoor.com/article/detail/14521611/