北川悦吏子作、永野芽郁主演『半分、青い。』4・2スタート
きょう2日よりNHK連続テレビ小説『半分、青い。』(月〜土 前8:00 総合ほか)がスタート。女優の永野芽郁が主演する同作は、“恋愛の神様”の異名を持ち、数々のヒットドラマの脚本を手掛けてきた北川悦吏子氏によるオリジナル作品。大阪万博の翌年、1971年に岐阜県のとある町で生まれたヒロイン・楡野鈴愛(にれの・すずめ/永野)の半生、高度成長期の終わりから現代まで、およそ半世紀の物語を紡ぎだしていく。
岐阜県東部の架空の町・東美濃市梟(ふくろう)町の小さな食堂を営む夫婦の長女として生まれた鈴愛。毎日野山を駆け回る元気な子だったが、小学3年生のとき、左耳の聴力を失ってしまう。けれど、雨音が片側しか聞こえないことをおもしろがり、雨上がりの青空を見て「半分、青い。」とつぶやくような、ユニークな感性の持ち主でもあった。そんな彼女を励ましたのは、わが子を愛してやまない両親と、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみだった…。
運命の幼なじみ・萩尾律を演じるのは、連続テレビ小説初出演の佐藤健。鈴愛と律は、生まれたときから全てが対照的。大胆なひらめきで、思い立ったら即実行、感情のおもむくままに行動する鈴愛は、失敗しても「やってまった」(=やってしまった)と明るくやり過ごす。一方、律は容姿端麗、成績優秀。クールな理論派だが、誰よりも優しく傷つきやすいところがある。物心ついたころから鈴愛を気にかけ、鈴愛も律を頼りにしていた。そんな2人が恋愛するタイミングを逃してしまったらどうなるか。恋愛を超えた男女の関係は、これまで北川氏が紡いできたどんなラブストーリーとも違う、新しい挑戦であり、集大成のような作品になりそうだ。
物語のもう一つの柱は、家族。左耳のことに責任を感じずにはいられない母・晴(松雪泰子)の娘を思う気持ち、そんな母を悲しませたくない娘の気持ちが物語の中に交錯する。漫画が大好きな父・宇太郎(滝藤賢一)の影響で、鈴愛が漫画家を目指すようになるなど、“家族”という朝ドラらしいテーマを、北川氏がどう描いていくのかも楽しみだ。
第1週は、1971年の岐阜県のとある田舎町。家族で食堂を営む宇太郎と晴夫婦のもとに、難産の末、女の子が生まれる。同居する宇太郎の父・仙吉(中村雅俊)と母・廉子(風吹ジュン)も、初孫誕生に大喜び。一方、町内で写真館を営む萩尾和子(原田知世)と弥一(谷原章介)夫妻にも、同じ日に同じ病院で、男の子が生まれていた。女の子の名前は鈴愛、男の子の名前は律。ふたりは生まれた時からお互いのそばにいる、特別な存在として育っていく。やがて迎えた1980年。鈴愛(矢崎由紗)は天真爛漫な少女に、そして律(高村佳偉人)は、クールだが心優しい少年になっていた。ある日2人は、鈴愛の突拍子もない発想から、ある壮大な計画に乗り出す。
(以下略、全文はソースをご覧ください。)
連続テレビ小説『半分、青い。』(4月2日スタート)でヒロイン・楡野鈴愛を演じる永野芽郁 (C)NHK
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萩尾律(佐藤健)(C)NHK
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楡野一家は新たな命を授かっていた(C)NHK
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