【野球】<八重樫幸雄>ヤクルト一筋47年語る…「フルスイング」できない選手が増えた理由
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
オープンスタンスの打者と言われて、あなたは誰を思い浮かべるだろうか−−30代半ばを過ぎたプロ野球ファンであれば、多くの人が「ヤクルトの八重樫幸雄」と答えるのではないだろうか。
野球選手としては珍しい眼鏡をかけた風貌と、その独特なバッティングフォームで親しまれた強打の捕手である。
選手として24年(最後の3年間はバッテリーコーチ兼任)、コーチおよび二軍監督として15年、スカウトとして8年、合計47年をヤクルトスワローズ一筋で過ごした、まさに叩き上げの野球人だ。
現在、甲子園では選抜高校野球大会が行われているが、そんな野球界の表も裏も知り尽くした八重樫氏に近年の野球界を見て感じること、野球界の将来のために取り組むべきことを聞いた。
* * *
八重樫氏は1969年のドラフトで1位指名を受け、仙台商(宮城)からヤクルトに入団した。その後は選手、首脳陣として39年間ユニフォームを着続けた後にスカウトとなったが、
久しぶりに見たアマチュア野球の現場で感じたことがあったという。それは選手のスケールよりも勝敗を求めすぎる現場の体質だった。
「高校野球でもチームによって、ギャップが大きいんですよね。厳しいチームは厳しいし、一方で自由にやってるチームもある。勝負になると厳しいチームが勝つことが多いんですけど、
そんなチームでも『ゲームに勝つこと』は教えられているが、『野球の技術』は教えられていないように見えました。伝統校や強豪校と言われるチームでも、体の芯の部分がひ弱な選手が多い。
ピッチャーの場合は、少年野球の頃から投げすぎてヒジや肩を痛めていることもよくありますよね」
中学の硬式野球では投手のイニング制限が設けられており、高校野球でも今年の選抜大会からタイブレークが導入された。アマチュア球界もようやく選手を守るためのルールが設けられてきているが、
それだけでは不足している部分も多いのではないだろうか。
「まずは、やっぱり球界の底辺拡大を何とかしないといけないと思います。シニアリーグや中学生の硬式チームはいっぱいありますが、それより下の少年野球や中学の軟式野球部のチームは減っています。
昨年、アマチュア野球の指導資格を取得して少年野球も見ていますが、そんな年代から勝つことを求めすぎているんですよね。こうした指導をしている人は、大体が精神論しか言っていないことが多い。
個人練習はそれぞれ個別にやっているみたいですが、チームになると、作戦が先に来て、技術の話にならない。あとは野球を思い切りできる環境が少ないことも問題ですね。
公園でも思い切りバットを振れるところはなかなかありません。だからどうしても野球(のスケール)が小さくなりますよね」
自身も捕手ながら通算103本塁打を記録しており、岩村明憲、青木宣親など多くの好打者を指導してきた八重樫氏から見ると、やはりバッティングについて気になるところが多いという。
3/24(土) 16:00配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180322-00000004-sasahi-base
写真
https://lpt.c.yimg.jp/amd/20180322-00000004-sasahi-000-view.jpg 3/24(土) 16:00配信 AERA dot.
「見た目は立派な体格なのに強く振れない(強くボールを叩けない)選手が多いんですよ。強いチームでもしっかり振り切っているのは大阪桐蔭と履正社(いずれも大阪)くらいじゃないですか? 具体的に言うと下半身を“絞る”動きがない。テイクバックで下半身をしっかり絞ってひねる動きがなくて、(バットを持つ手の)前後の動きしかないから、速いボールを強く引っ張れないんですよ。とにかく空振りしない、バットに当てる、進塁打を打つ、そういう『ケースバッティング』を求めすぎるからだと思うんですよね。(カウントが)追い込まれたら仕方ないとは思いますけど、初球でもそんなバッティングしかできない選手が多いです。体の感覚として下半身を絞る、ひねるということを覚えさせないと強く振れないですよ」
自身の経験、そして多くの選手を指導してきた中でもバットをとにかく強く振るということは極めて重要だと感じていたそうだ。バットを振れない状態に陥った選手に対しては、まずバットを振らざるを得ない状況を作ることで改善を図ったという。
「どんな選手でも調子が悪くなるとバットを強く振れなくなる。自分もそうでした。分かっていてもバットが出ないんですね。でもそこで思い切り振れるかどうかで変わってくると思います。だから、自分が二軍監督の時は調子の悪い選手にはよくエンドランのサインを出していました。そうすればまずバットは振りますから。そうすると、次の打席でも振れるようになるんですね。それくらいまずバットを強く振るということは大事だと思いますね。あと感じたことは右投左打の選手が多い。それで高校の監督に『わざと左打ちにさせているの?』って聞くと、小中学生の時にもう変えているって言うんですよ。それで強く振ることを教えられずに、チョコンと当てるようなスイングをしている。最近左ピッチャーが多いから少し変わってきましたけど、一時は本当にそういう選手が多かったです」
豊かな才能ある選手の芽を摘まないためにも、また日本の野球界全体がレベルアップするためにも育成年代の指導、環境というのはやはり極めて重要なことである。先日も筒香嘉智(DeNA)が少年野球の世代に対して提言して話題となっていたが、八重樫氏にも指導者と保護者に対して求めたいことを聞いてみた。 「小学生、中学生のうちはまずとにかく楽しく野球をやらせてもらいたいです。もちろん、真剣にやりながらですよ。それで、特に小学校の指導者には選手に対して怒らないでもらいたい。自分の娘も少年野球のチームに入っていたことがあり、頼まれて見に行ったことがありました。その時に監督に『絶対に怒らないでくれ』と言ったんですが、それでも怒鳴ったりするんですね。子どものうちはできなくて当たり前。それで怒られていては、子どもは野球が嫌になりますよ。それと、保護者も熱心なことは結構なんですが、プレーするのは子どもたちです。親が目の色を変えてやっているのは、子どもにとっても良くないと思いますね」
八重樫氏が気になっているのはアマチュア野球、育成年代だけではない。現在のプロのトッププレイヤーに対しても求めたいことがあるそうだ。
「一部には、一生懸命走らない選手がいますよね。それでちょっと真剣に走ると肉離れとか起こすじゃないですか。昔は脚の肉離れなんていうのは練習が足りなくて恥ずかしいことだったんですよ。稲葉(篤紀)は全力疾走していたから、あれだけの選手になって、ファンの人気も高かったと思うんですよね。今せっかく侍ジャパンの監督なんだから、解説の時にも全力で走ることが大事だと言ってもらいたいですね。マスコミも稲葉に対してそういう質問をどんどんぶつけてほしい。プロが一生懸命プレーしている姿を見せることが、高校生や子どもたちにいい影響を与え、結果として野球界全体が良くなっていくと思います」
長年プロ野球の世界に身を置き、またアマチュア球界の現場も知っている八重樫氏の言葉だけにどれも説得力がある。夏の高校野球が100回の記念大会を迎え、東京五輪では野球が復活するなどあらゆる意味で野球界が転換期であることは間違いない。そんな時期だからこそ、プロアマ一体となって底辺拡大に取り組む重要性を改めて感じた。(文・西尾典文) 野球というスポーツ自体が色々と欠陥がありすぎで理不尽で面白くないってことが一般に知れ渡ってきたんだろ 中居が物真似してるのみて「知ってるのか」と驚いた
年ごまかしてるのかとw 安楽がプロ入りする直前の世界大会で
「みんなフルスイングしてくるので勝負してて楽しい」
っつってたの思い出すな
もうこれは日本人の心根の問題だろ
サッカーでディレイ第一になったりするのと同じで。
まぁ野球の場合はイチローブームで当時イチローに憧れた野球少年が
それにならってたってな部分も大きいだろうけど。
1994年に12歳ぐらいの野球少年が見てたと考えるともう36歳とかベテランの域で
ここ数年がが一番影響強かったろうな
イチローブーム直撃の少年達がチームの軸になってた辺りが。 >「ヤクルトの八重樫幸雄」と答えるのではないだろうか。
はぁ? 竹之内ですが? ギータとか山田とか森友とかいっぱいいるじゃんw
どこ見てんだ >>12
俺30代やけど普通にリアルタイムで見とんぞ >>12
そういや昔って野球選手のフォームのモノマネしてる奴ちょこちょこいたなぁ
関西住んでるけど巨人のモノマネばっかり見たわ
今も小学生とかそういうのやってんのかな >>19
プロ野球選手はフルスイングできたからプロ野球選手になれたんだろアホか V4hyZeCQ0
ぐらい人生の勝者じゃないとこの人の事否定できないよな
だから私は黙りますわ 技術を磨かず勝つことだけを重視する環境だから競技人口の割にアメリカでろくに活躍できないんだね 1A並みのプロ野球の小さな世界で完結するんだから
育成とかどうでもよくね? メジャーのスイングの速さを見たら、日本人選手のゆったりフルスイングなんて単なる大振りでしかない
MLBの上っ面だけ真似しても故障するだけだから、ちゃんと身の程を知ったほうがいい
ダウンスイングでコンパクトなミートに徹すればいいじゃないか >>27
神宮の外野席が芝生だった頃からのヤクファンだけど、この頃が一番好きだったなあ
90年代の強いヤクルトも好きだけどさ あさっての方向いてからフルスイングして当ててたのだからスゴイな 30代半ばで八重樫は知らんだろ
さすがに40代半ばくらいから このままだと、野球選手はみんなガタイのいいオカマみたいな振りになってしまうな 指導している小学生に「友達になろう」と言われた話は好き フルスングしなくても、ホームランになっちゃうんだから、
あえてリスクをおかす必要はない
金属バッド廃止すればいいんでないの 3盗したランナーを刺そうと横着してキャッチャーボックスからそのまま投げたら
打者中畑のバットに当たったボールがファウルゾーンを転々とする間にランナー生還
打席を指して「俺邪魔してないよ」とアピールする中畑を恨めしそうに見る八重樫が憐れだった 乱視になって極度の打撃不振
それがあの極端なオープンスタンスでクネクネしながらタイミングを取る打法につながった 言ってることは正論だけどただ上から正論言ってるだけで
1に引用されていない部分(「親が目の色を変えてやっているのは、子どもにとっても良くないと思いますね」など)も含めて現実へのインパクトは無いよね >伝統校や強豪校と言われるチームでも、体の芯の部分がひ弱な選手が多い。
古い世代のプロ野球解説者は「走り込んで芯から汗を出す」とかよく言うけど
「芯」て言われてもピンとこないんだわ >>16
それが精神論
サッカーは単に守備戦術教えられる奴がいないんだよな
野球も同じだろう いや、ちゃんと技術は教わってるよ
自分で服の裾出したくせにデッドボールとアピールする技術なんかを
それ聞いた時「野球なんざやめちまえ」とやめさせサッカーをさせたら
「今日は相手にコケさせれられてPKをもらう練習したよ!」
思わず黙ったわ
今のスポーツってのは姑息さを競う競技なのかね? 俺が大洋ファンだったとき、5位争いしてたときのヤクルトの4番のイメージ 通算100本塁打ごときの三流が偉そうに打撃論を語るな >>54
ずる賢いと賢いの違いがわからなくなってきてるんだろうなあ
フェアプレイって言葉自体、聞かなくなったよね >>56
理論と実践は別じゃね?
「神さまじゃないヤツが神学を語るな」とか言い出したら世の中進歩しない。
そういうおすもう理論が相撲協会の腐敗を招いた一因だね。 あのガニ股打法は当時の打撃コーチだった中西太氏の指導だったと聞いたな。
眼鏡のフレームが視界に入るためあえてオーブンスタンスにしてのフォームだけど、
コンタクトにしてたらあんなフォームはできなかったろうな >>32
バリー・ボンズのコンパクトなスイングは理想だな。
ただし極限まで球を引き付けるので、超人的なスイングスピードと差し込まれないパワーが必要。 そりゃ、カットだムーブだツーシームだのが主流になってきたら
外人みたいな遅れて振っても間に合うみたいなことは出来んわな >>12
金田朋子が中居の番組に出て、
キレてる中居に「ほーら、淡口だよー」って言って
淡口の打撃フォームを真似したのは笑った >>60
一山越えたら、また山が現れた。乱視のため、かけ始めた眼鏡だ。背中側から落ちてくるカーブを目の端で追うと、フレームと重なる一瞬、ボールが消える。打撃の感覚がつかめず、打率は2割前後と低迷した。
「思い切って顔を(相手投手の)正面に向けろ。そのためには、胸も腹も正面に向けてしまえ」
地獄で仏。83年、中西太(83)がヘッドコーチ兼打撃コーチに就任した。元西鉄の主砲から大胆な提案を受け、オープンスタンスに取り組んだ。「ハチよ、これで駄目だったら一緒に辞めよう」。中西の言葉に胸が熱くなった。「やるしかない。吹っ切れた」
<八重樫幸雄の球史>フォーム改造し開眼 | 河北新報オンラインニュース / ONLINE NEWS
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201703/20170326_14006.html この人がスカウトしてた頃の「ヤクルトが好き
早く戻ってほしい >>6
細川ふみえのスキスキスー、抱っこしてちょ、ポチに八つ当たりは時代を先取りしすぎた >>42
少年野球やってたなら35才ならギリ記憶あるだろ、
メガネのサイドスローの金沢とのがつかなかったw 関西の深夜ラジオのペンネームで「ヤクルト八重樫のケツ」に笑った記憶がある >>65
2011年に東北復興ドラフトと称して東北の産廃を取りまくった戦犯だろw イチローも打撃練習ではフルスイングしてホームラン打ちまくってるもんな。
イチローいわく、練習でフルスイングできないなら実戦でもダメだと 正しい技術を教えられないアマチュア指導者が悪いよね。プロ経験者が指導できるようにすべき。上から叩くなんて理論は荒川が王のアッパースイングを矯正するための練習なんだよ。それを真に受けて子供にやらせるなんてアホ。子供は無能なコーチの被害者だよ。 >>17
阪神時代しか見てないけど、巨人戦でサヨナラ満塁ホームラン打ったり、ホームスチールしたりしててワクワクした 以前はフライよりもゴロを打て、右打ち流し打ち推奨、こんな所謂スモールベースボールが主流になっていたけど
今は柳田や筒香や山田みたいなフルスイングバッターが注目されるようになってきたからな 目先の結果が、あまりにも重視され過ぎるようになったんだろうな。
野球に限らないけど、
年齢別カテゴリーでの成果が最終目標なのか、
未来へ続く一過程のチェックポイントなのか…。
でも、誰もがプロを目指すわけでもないから、
年齢別カテゴリーで、貪欲に勝利という結果を求めるのも
間違いでもなかろうしなあ。 八重樫幸雄
杉浦亨
角富士夫
味のある脇役が好きだった あれ?結構いい感じでふくよか
この前見た野球選手が年食って萎えたのはあった >>65
はぁ?お前本人だろ
八重樫が連れてきて大成した選手答えてみろよ
今のヤクルトが弱くなった最大の原因はスカウト八重樫のせいって有名じゃないか
自分の目利きの悪さを「最近の若い子奴は〜」ってすり替えてんじゃねえよ 王さん門田、ピーコ
この3人はこれでもかってくらいフルスイングしてるよな
フォロースルーも大きい
今の打者のフォームは迫力がない ハムの中田なんてオープンスタンスしてたら
すぐ不調になってやめたよな? >>12
地区野球を子供の頃からやってるから小さくてもテレビで野球見てるからおかしくない キャプテンの近藤の「こいつもチョコン打法か」の画像張ろうとしたけど見つからなかった… >>81
柳田初めてみたときはウインタースやブライアントかと思ったぞ。
フォロースルーのデカさは外人並み。 ダイナミックなフルスイングというと田淵が思い浮かぶな
ガキの頃の記憶だから想い出補正されてるかもしれんが こいつらの時代って投手のレベルが低い
低レベルの時じゃん
腹出たおっさんが2日酔いで試合出ても活躍出来た時代 >>7
お前の頭が一番欠陥あるぞ、ヘディングwww >>89
映像でしか見てないが、田淵は落合みたいに軽く振ってるのに飛距離が出るイメージだわ 近所の少年野球に屋敷が来て、多分普段そう教えられているであろう外野フライを両手で捕る子供達に対し要が放った一言は「外野フライを両手で捕る意味はないぞ」 ボールコースになる変化球が進化しすぎとかないか?
スプリットやツーシームとか。 >>50
はじめて見たときはクネクネクネクネ本当に気持ち悪い動きしてた。
晩年になるとクネクネが少なくなりオープンスタンスも投手に正面から対してるんじゃないかってくらい極端さは薄くなり、普通のオープンスタンスになってた。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています