3月21日、平昌五輪カーリング女子日本代表、LS北見の選手たちは市民報告会に臨みました。彼女たちが、市民に直接話したのは、感謝の言葉と「ホンネ」でした。

 パレードもまだ始まらないうちから、報告会が行われる北海道北見市民会館には、既に行列が…。

 北見市民:「(Q.何時から並んでいるんですか?)午前7時過ぎから。(Q.パレードの方は?)捨てました」

 北見市民:「(Q.LS北見の応援歌を?)「今までの感動のお礼を込めて作った。感動をありがとうって」

 1千700人分の席は開場とともに、瞬く間に埋まりました。

 パレードが予定時間よりも延びたため、10分遅れでのスタートです。

 LS北見のメンバーに、市民特別栄誉賞が贈られました。

 藤沢五月選手:「21日、お集まりいただいてる方の中にも、私のことを小さいころから知っていただいたり、育てていただいたり、しかっていただいたりって方もたくさんいらっしゃって、本当に私は北見市の沢山のみなさんのおかげで、ここに立てているなってことを改めて実感するようになりました」

 本橋麻里選手:「"技を見せ合う"というところを、オリンピックでも披露していたと思いますが、改めて"カーリングっていいな"って。心から応援してくれる北見市民の皆様に、私たちは心から感謝する、それしかない」

 吉田知那美選手:「パフォーマンス以外の部分でも、沢山の報道があることに、戸惑いだったり、驚きも感じています。カーリング選手としてのパフォーマンスを、皆さんに応援していただけるように、カーリング選手として評価していただけるように頑張りたいと思いますので、どうぞこれからも、私たち・日本のカーリング界全体の応援をどうぞよろしくお願いいたします」

 会場に来た人から事前に寄せられた質問に答えるコーナーでは、地元ならではのホンネも…。

 吉田知那美選手:「笑っていることで脳が楽しいと錯覚するって話を聞いて、つらい時に、私がつらい顔をすると、伝染してしまうってこともあるので、なるべく氷の上では、カーリングを楽しむ顔を心がけたりしているので」

 選手村の生活は?

 藤沢五月選手:「選手村でも、食事もおいしかったし、同じ部屋で、本当は4人部屋だけど、無理やりベッドを1つ入れて、5人部屋にして、みんなで1日中過ごしていた」

 カーリング以外で好きなスポーツは?

 鈴木夕湖選手:「卓球がすごい好きで、みんなでワールドピンポンツアーって。LS北見と、男子チームがいたら男子チームも混ぜてやったり」

 プライベートでも一緒なの?

 吉田夕梨花選手:「一緒にいることが多い。特に鈴木夕湖選手とは出会って20年ぐらい経つので、お姉ちゃん感はないんですけど、幼馴染みたいな感じで、リンクの上ではしっかり引っ張ってくれるけど、一歩外へ外れたら、普通の友だちで、いつも遊んでくれる」

 カーリングの一番の魅力は?

 本橋麻里選手:「自分に常に新しい目標をくれるのがカーリングだったので、そういった意味でもカーリングが好きでやっている」

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