エンゼルス6−18ロッキーズ(16日、テンピ)米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手(23)は16日(日本時間17日)、ロッキーズとのオープン戦(テンピ)に先発し、1回1/3を投げ7安打7失点KO。二回に6番・デスモンドに特大ソロ、3番・アレナドに3ランを浴びるなどシーズン開幕を前に不安を残す内容だった。球数は50、3三振、2四死球だった。

‐‐初回、立ち上がりは良かったが、二回は崩れた。原因は

 「1イニング目はしっかり腕が振れていなかった。前回もイニングの入りはあんまり良くなかったんで、今回もそんな感じだった」

‐‐収穫は。一回は球威もあった

 「投げきれているボールに関してはしっかり抑えことも出来ているので、そこ次第かなと思ってます。相手よりかは、自分次第かなと思ってます」

‐‐イニング間の調整で前回から修正した点は。前回と今回、プルペンでしていたことは

 「裏にネットがあるのでそういうところで体を動かしたり、そういう感じ」

‐‐日本のときと比べて配球の変化、その影響は

 「今、フォークボールをちょっと引っ掛けているんで、そこがまだちょっと計算できてないかなというところです。そこが増えてくれば割合的にも変わってくるので、そこはもうちょっと練習する必要があるかなとは思うので、試合に出ていないときに、フォークボールに関してはまだちょっと投げたほうがいいかと思う」

‐‐今日の結果で不安になった部分もあると思うが、どういうふうに受け止める

 「良くても悪くても必ず反省するところというのは出てくる。そういうのを一個一個つぶしていきながら、次に向けて練習していきたい」

‐‐おそらくあと1度の登板になると思うが、開幕に向けて準備はできそうか

 「しっかり仕上げたいと思うし、不安なく入るシーズンというのは今までも1回もなかったので、今年もおそらくある程度そういうのはあると思ってますけど、そういうものは一つでもつぶしながら開幕に向けていければいい」

‐‐しっかり一つ一つ課題をつぶしながらということだが、開幕に間に合うか

 「良くも悪くも日本と同じになることはないと思っているので、その都度、その都度、それをしっかり受け止めながらやりたいとは思っているので、日本と同じように仕上げようとは思っていない」

‐‐開幕ロースターに入るのにはある程度オープン戦で成績を残さないといけないと思っているか、自分なりに準備すれば25人に入れるという自信はあるか

 「それは一回一回、結果を残していかないと、打席でもピッチングでも。それはもう、どの選手でも変わらないと思いますし、それは日本でもアメリカでも変わらないので、そういう気持ちでしっかり一日一日、練習でも試合でも、そういう気持ちで頑張りたいなと思います」

‐‐マイナーも覚悟しているか。可能性の話だが…

 「今の段階では、それはあまり考えてないです。本当に一日一日、一試合一試合をしっかり自分の形で出していければなと思っているので、その延長でどうなるかは、それは監督であり、スタッフの人が決めることなので、一日一日、本当に自分なりにやっていきたいなと思います」
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野球 - SANSPO.COM(サンスポ)2018.3.17 12:22
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