映画『メッセージ』『ブレードランナー 2049』のドゥニ・ヴィルヌーヴが監督に決まっている『砂の惑星』リブート版は2部作以上になるそうだ。ヴィルヌーブ監督自らEmpireに語った。

 フランク・ハーバート著の全6作から成るSF大河小説「デューン」シリーズを原作に、デヴィッド・リンチが映画化した『砂の惑星』(1984)は、砂に覆われ巨大な虫が支配する惑星アラキス、通称“デューン”を舞台に、覇権をめぐって繰り広げられる権力闘争を描いた。
リンチ監督も映画の出来に満足しておらず、映画公開当時は興行的にも批評的にも芳しくなかったものの、再編集してテレビ放映されるなど、今ではカルト的人気を誇っている作品だ。

 ヴィルヌーブ監督は多くは語らなかったものの、次回作になる予定の本作について「『デューン』の製作におそらく2年はかかるだろう。目標は、2部作か、それ以上つくることだ」と明かした。原作が巨編であるだけに、ヴィルヌーブ監督が手掛けるバージョンではどのように物語を紡いでいくのか。続報が楽しみなプロジェクトだ。(編集部・石神恵美子)

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