60年代「ウォーク・ドント・ラン」「ダイアモンド・ヘッド」「ハワイ・ファイブ・オー」などが世界中でヒットし、2008年にロックの殿堂入りを果たしたザ・ベンチャーズのリード・ギタリストだったノーキー・エドワーズが月曜日(3月12日)、腰の手術後もたらされた合併症により亡くなった。
82歳だった。

5歳で弦楽器をプレイし始めたエドワーズは、当初、ベーシストとしてザ・ベンチャーズに加入。
すぐにギターへ転向し、1968年に脱退するまで数多くのアルバムを発表。
その独自の演奏法はギター・プレイヤー達に多大な影響を与えた。

ソロ活動を行った後、復帰と脱退を繰り返し、2012年までザ・ベンチャーズの一員として活躍し続けた。
2016年には最後の日本ツアーを行なっている。

エドワーズは昨年12月に手術を受けて以来、感染症と闘い続けてきたという。
ザ・ベンチャーズは追悼文の中で「今朝、ノーキーが亡くなったと知り、大変なショックを受けている」と、その死を惜しんだ。
また、「彼は革新者で、偉大なギタリストの1人だった。多くの若いプレイヤーに影響を与えた」とエドワーズの功績を称え、「彼の曲Ginza Lights(二人の銀座)はザ・ベンチャーズの日本での最初のヒット曲の1つで、いまでも日本でスタンダードであり続けている」と綴った。

合掌。

Ako Suzuki

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180313-00000798-bark-musi

ノーキー・エドワーズ
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