ベテランFWが二人の日本人に賛辞!

 デュッセルドルフの快進撃を支えている2人の日本人に、チームメイトたちも好意的な言葉を寄せている。
 
 現地時間3月11日に行なわれたドイツ・ブンデスリーガ2部・26節のデュイスブルク戦で、デュッセルドルフに所属する宇佐美貴史と原口元気は揃って先発出場。前者は88分に4試合連続ゴールを決め、後者は84分にピッチを退いたものの、攻守において奮闘した。
 
 現在、同リーグ首位をひた走っているデュッセルドルフを牽引している宇佐美と原口。この2人の日本人について、チーム内得点王(9)のルーベン・ヘニングスは「素晴らしいサッカー選手ということは、日々の練習で分かるよ」と賛辞を贈っている。

 デュイスブルク戦後にドイツ紙『EXPRESS』の取材に応じたヘニングス。彼は4-2-3-1の最前線で身体を張るFWであり、2列目の両サイドに配置されている宇佐美と原口から決定機を提供されることも多い。

 より近くで、2人を見ている30歳のベテラン・ドイツ人選手は、2人の成長を次のように話す。
 
「僕は、ゲンキがタカを強くさせていると思っている。それは当然のことさ。異国の地でチーム内に同胞の友人がいるなんて、とても心強いと思う。彼らは2人で能力を倍増させているんだ。そしてそれは、僕にとってもありがたいことだね」
 
 チームの主砲から手放しで称えられた宇佐美と原口。ドイツで好調を維持するデュオは、デュッセルドルフの悲願である1部昇格という目標に向けて、さらなる活躍ぶりが期待されている。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180312-00036891-sdigestw-socc