http://www.hochi.co.jp/entertainment/20180311-OHT1T50064.html
2018年3月11日9時27分 スポーツ報知

 お笑いコンビ「サンドウィッチマン」の伊達みきお(43)が東日本大震災から7年となった11日、「3月11日。7年。」と題し自身のブログを更新した。

 宮城県仙台市出身の「サンドウィッチマン」の伊達と相方の富沢たけし(43)は、気仙沼市内でのロケ中に被災した。震災直後に義援金口座「東北魂義援金」を開設し、現在までに4億円を超える義援金を被災地に届けてきた。
伊達はブログで「今年も3月11日になった。我々は宮城県気仙沼市に来ております。7年前と同じように、今年も気仙沼に来ました。14時46分、あの大きく揺れた時間に黙とうします」とつづった。

 「気仙沼の街は、またこの1年で変わりました」とした上で、他県から“助っ人”として道路工事に来ている男性や、千葉から気仙沼市役所に派遣されたという3人組との出会いを記し、「まだまだ他県のパワーを借りながら、全力で復興への道のりを歩んでいる」とつづった。

 「復旧から復興へと段階は移っている様にも感じています」という伊達は、「7年間、本当に、沿岸地区の皆さんや作業されている方々は頑張っています。スゴいと思います。もう7年かぁって思う時もあるけど…いや、まだたったの7年か…というのが正解なのかも知れないな。たったの7年で、よくもこんなにきれいに整備してお店や住居を作ったなぁって。だって、本当に全てがぐちゃぐちゃになって…凄い惨状だったから。自然の猛威に1から立ち向かう人間のパワーって、もしかしたら対等の力があるのかな」とスピードアップしている復興の様子を驚いたようにつづった。

 さらに「それにしても、前ニュース23の膳場貴子アナウンサーは今日も気仙沼に来て中継されてました。膳場さんも震災直後から毎年何度も来て下さってます。被災地を知っているからこそ、番組でも寄り添ったコメントをされています」と紹介し「やっぱり、3月11日って特別な1日。正直、色々と思い出す。さっきまで、番組スタッフと話をしていた。『あの日、気仙沼で朝からロケをしていて…ロケ場所の順序が違っていたら津波から逃げ切れなかった恐れがある』『避難する方向を間違っていたら、もしかしたら…』スタッフとそんな話をしていた。考えただけでも怖くなる。。あの日の事は鮮明に覚えています。音も匂いも全て。まぁ、忘れる事はないだろうな。我々は生きているから何でも出来る。これからも、出来る事をしっかりやって行こう。あの日、亡くなった沢山の方々の為にも。2018・3・11宮城県気仙沼市より」と誓っていた。