http://ddnavi.com/news/172922/
堺:まさに、現場でもチャレンジしてますよ。理想をいうと、今回は1話完結のキレ味と、連続ドラマの次が気になる継続性を両立させたいんです。
裏を返すと、どっちもダメになってしまう怖さもある。ドキドキもしないし、スッキリもしないという。実は、ものすごいところに踏み込んでいるんですよ。

古沢:確かにそうですね。

(中略)

堺:その上、1期はキレ味が持ち味だったので古美門もキレ味を鋭くすれば良かったけど、2期は人間関係がグニュグニュ変わっていくのでそうもいかない。
1期では“異物”でよかった古美門が、2期では“異物”ではなくなる瞬間がある。誰かの芝居を受けなければいけないんです。
これまで白黒はっきりつければよかった古美門が、グラデーションをつけていかなければいけないから非常に面倒くさい!
<本書22、23ページ>
堺:一つ言えることは、3期は面白いですよ! 2期を楽しむことができれば、そのメンバーでつくった3期はすごく面白いはず!
そういうことってあるじゃないですか。ちょっとマニアックな方向に行き過ぎちゃって、3期で円熟期を迎えるというパターンが。それそれ。
(中略)とにかく3期がいい!僕としては、早く2期にけりをつけて3期をやりたいです。

古沢:いや、2期を楽しみましょうよ。

堺:いやあ、難しいです、2期は。