サッカーJ2の京都サンガ(勝ち点1、17位)は、3月11日14時から、デンカビッグスワンスタジアム で新潟(勝ち点4、7位)と対戦する。
 新潟は今季降格するまで、J1で14年間戦った強豪。サンガは開幕から1分1敗と白星がない。2戦とも前半に2失点しており、試合開始から高い集中力で粘り強く守りたい。
 前節の福岡戦は2得点したロペス、中盤の守備に貢献した宮城と重広ら、新加入選手が躍動して引き分けに持ち込んだ。後半に出場した重広は「ハードワークをして周りの選手を助けたかった」と振り返る。移籍後初出場の宮城は「後半のように中盤が連動して守ることが必要」と新潟戦を見据える。
 新潟は、磐田でJ1優勝の経験もある鈴木監督が就任。4−4−2の陣形で激しくボールを奪いにくる。元日本代表の長身FW矢野と、競り合いに強い河田の2トップは強力。7日のルヴァン杯では前節から先発を入れ替えており、中1週間のサンガとの疲労度の差はあまりなさそう。布部監督は「新潟は攻守にアグレッシブなチーム。プレッシャーを利用して相手の背後を狙うようなパスを出したい」と語る。

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