「裸になれっ!」
S監督の女癖が悪いことはチームでの噂として聞いていた。監督に胸を触られた者や、彼のいちもつを触らされた者を始め、試合に負けたのを謝りに行った選手が無理やり押し倒され、関係を持たされた話を本人から直接聞いた。

その時に監督はその選手にこういったという。

「選手と監督がこういう関係にならないから負けてしまう。こうすれば勝つようになる。」

監督と先輩選手の3人でリオに行った彼女は、自分はソファに寝かされ、監督と先輩が一つのベッドで一晩中ごそごそするのを聞かされ続けたという。

そして平成29年5月には、ついに自らも監督のマンションに呼び出される。既に深夜1時に近かった。Sは帰国したばかりで、かなり酒も回っていた。ベッドに横になっていたSはこう命じた。

「裸になれっ! 」

「えっ、何でですか 」

”教祖”は口答えを許さない。彼は怒った口調で繰り返すだけだ。

「裸になれっ! 」

言われるままに服を脱いだ彼女に彼はむりやりに分け入った。

「先生、私は今までにこんなことは・・・経験もない」

彼女はその後7回に渡って、関係を持たされたという。まして二度目の時彼女は生理であり、3回目の6月19日は監督の誕生日であった。