フジテレビが5日、都内のホテルで4月改編記者発表を開催し、この春の番組改編の骨子を発表した。

今回の改編のポイントの1つに掲げられているのがニュースブランドの統一化。「明日が見える。未来はここにある」を
コンセプトに、長年BSフジの看板番組として放送されてきた報道番組「プライムニュース」をフジテレビの
報道・ニュース番組の統一ブランドとする。地上波、BS、ネット、CSのすべてのニュース関連番組を
統一ブランドのもと連携させ、ニュースコンテントの価値の最大化を図る。

 「FNNプライムニュースデイズ」(月?金曜前11・30、土日曜前11・50)、「FNNプライムニュースα」
(月?金曜後11・40、金曜深夜0・10)、「報道プライムサンデー」(日曜前7・30)がスタート。さらに、
今回のブランド統一の目玉となるが「プライムニュースイブニング」(月?金曜後4・50、土日曜後5・30)。
メーンキャスターには、同局の島田彩夏アナウンサー(43)、同局の倉田大誠アナウンサー(36)が就任。
さらに、BSフジの「プライムニュース」で9年間MCを務めてきた同局の反町理報道局解説委員長(53)が
満を持して地上波に登場する。

 鴨下ひろみ報道センター編集長は「夕方の常識を変える」をコンセプトに「これまでの夕方のニュースは
わかりやすいことを優先してきて、それが常識となってきた。それだけだは物事の本質には迫れないのはないか。
わかりやすいだけではダメなのではないか。わかりにくい、とっつきにくいニュースからも逃げずに、
わかりやすく伝えていきたい」と力を込めた。反町解説委員長について「ニュースの常識を変える人材」と位置づけ、
「取材力やゲストに対する質問力を前面に出し、ニュースの新しい見方、ニュースの常識で考えられなかった
新たな側面を伝えることも主眼となっている」と説明した。


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