政府が国民栄誉賞を授与する方針を固めたフィギュアスケートの羽生結弦(23)が副賞に何を“おねだり”するのかネットなどで話題になっている。
慣例で100万円相当の記念品が贈られるが、受賞者が政府に希望を伝えることができる。

真っ先に思い浮かぶのは羽生が大好きなキャラクター「くまのプーさん」。ティッシュケースを愛用しており、演技終了後は大勢のファンがリンクにぬいぐるみを投げ込む。

2006年には原作80周年を記念して18金製でダイヤモンドのついたフィギュアが80体限定80万円で売り出された。
限定品で同じ物の入手は困難だが、プーさんであればこのクラスの豪華な特注品となるのは間違いない。

羽生はイヤホンにもかなりのこだわりを持っている。平昌五輪から帰国後の会見でも「自分の趣味で一番有名なのはイヤホン収集」と語っていた。
東京・秋葉原のイヤホン・ヘッドホン専門店「eイヤホン」で耳の型を取った自分専用のイヤホンを作っており、動画用、音楽用など用途に合わせて使い分けるため平昌に10種類以上も持参したほどだ。
同店によると、最高級イヤホンに専用カスタマイズを施して値段は約50万円。記念品の場合は特注品2つか、ハイレゾオーディオプレーヤーとのセットなどが考えられる。

フリープログラムの「SEIMEI」では陰陽師(おんみょうじ)が生きた平安時代の装束風の衣装で演技した。狩衣(かりぎぬ)、
差袴(さしこ)をそれぞれ伝統織物でこしらえれば高額になる。

14年ソチ五輪後に県民栄誉賞を受賞した際には記念品として仙台市の伝統工芸品である玉虫塗の大皿を希望しており、
東北の復興に尽力してきた羽生が袴(はかま)地の織物「仙台平(せんだいひら)」など地元の特産品を望むことも考えられる。

3/4(日) 6:01配信 スポニチ
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