カーリングの日本混合ダブルス選手権(14〜18日・青森)の1次リーグ最終日(17日)と準決勝&決勝(18日)チケット(1枚2000円)各256席分が、1日夕方の販売開始からわずか半日で完売したことが2日、分かった。初の銅メダルを獲得した平昌五輪効果に、協会関係者も「予想していなかった盛り上がり」と驚いた。

同大会には「そだね〜」や「もぐもぐタイム」で大フィーバーとなった女子のLS北見と男子のSC軽井沢クがペアを組み、協会の推薦枠で出場。藤沢五月(26)と山口剛史(33)、吉田知那美(26)と清水徹郎(30)、吉田夕梨花(24)と両角友佑(33)が組む。各地区予選を勝ち上がったペアと対決し、優勝すると世界選手権(4月、スウェーデン)の出場権を得られる。

 また、5月18〜20日に行われる男女の日本代表決定戦は、スポーツ報知既報通り北見市の「アドヴィックス常呂カーリングホール」で開催されることが決定。3戦先勝方式で、来季の「日本代表」の座をかけて戦う。女子はLS北見と18年日本選手権優勝の富士急、男子はSC軽井沢クと18年日本選手権優勝のチームIWAIが対戦。同会場はLS北見の練習拠点。五輪後初の凱旋試合だけに、こちらも盛況が予想される。

 ◆カーリングのチケット 基本的に観戦無料の大会が多い。4人制の日本選手権や代表決定戦などはチケットが販売されるが、売り切れることはほとんどない。今大会もこれまでは無料だったが、五輪効果を考え今回から初の有料化となった。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180302-00000208-sph-spo