ロッテは23日、臨時株主総会と取締役会を開き、重光昭夫オーナー代行(63)の退任を発表した。
本人から代表権とオーナー代行職返上の申し出があった。取締役として球団にとどまる。
新たなオーナー代行にはロッテホールディングス(HD)取締役の河合克美氏(65)が就任した。

重光氏は91年にオーナー代行に就任。千葉への本拠地移転やボビー・バレンタイン監督の招へいなどに尽力し、チームを人気球団に育てた。
自身は韓国ロッテグループの会長職にもあったが、今月13日に韓国前大統領の朴槿恵(パククネ)被告に絡む国政介入事件で贈賄罪に問われ、
ソウル中央地裁から懲役2年6月の実刑判決を受けて収監。同21日にロッテHDの代表権を返上した。

野球協約上はオーナーなどに資格審査規定はなく、対応はロッテ球団に一任されていた。

河合新オーナー代行は「身が引き締まる思い。
マリーンズがさらに強く魅力的で“夢と勇気”を提供できる球団であり続けるよう、力を注ぎたい」とコメントした。

2/24(土) 6:00配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180224-00000051-spnannex-base

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ロッテが重光被告の代表権外し。球団への影響は? --- 新田 哲史
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180222-00010012-agora-soci

収監のロッテHD副会長、(韓国名・辛東彬〈シンドンビン〉) 代表権返上 韓国で実刑判決
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180221-00000077-asahi-soci