「高校時代は丸坊主だったのに、金髪になってすっかり印象が変わっていたので驚きました」

 千葉県印西市で17日に起きた放火殺人事件。殺人などの疑いで県警に逮捕された、職業不詳の仲内隼矢容疑者(20=東京都墨田区)の当時を知る関係者は
複雑な表情を浮かべ、こう語った。他に逮捕されたのは、いずれも職業不詳の菅野弥久(20=住所不定)と交際相手の金崎大雅(20=印西市)両容疑者と、
仲内容疑者の彼女で都内に住む少女(16)。

暴行に加わったとみられる仲内容疑者は3年前、茨城県の私立高で寮生活を送りながら野球部の主将を務めていた。

「当時、男子生徒の約3割、109人の部員が在籍する大所帯です。監督からの信頼は厚く、部員からも慕われ、甲子園を目指し、練習に明け暮れていた。
学業成績は普通でしたが、欠席はほとんどなかった。内定していた都内の私立大進学は、家庭の事情で断念したそうです」(学校関係者)

 卒業後は髪を金色に染め、ヤバい連中との付き合いが始まったという。

「6年ほど前に引っ越してきて、築50年ほどの2階建ての3LDKに家族で住んでいた。父親は建築関係の仕事をしていたようですが、ほとんど付き合いはなかった。
息子(仲内容疑者)がいたことも、今回初めて知ったぐらいです」(近隣住民)

 海老原さんは事件の前、近所の人に「(仲内容疑者らは)居場所がないから」と、かばうようなことを言っていたという。金銭トラブルがあったかどうかはともかく、
なぜリンチし、焼き殺さなければならなかったのか。

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