サッカーファンにとって魅力的なコンテンツが揃う定額制動画配信サービスDAZN(ダゾーン)の情報をお届けする、集中連載の第三回。

今回は、DAZNのJリーグコンテンツに注目して、各種情報をお伝えする。

いよいよ2018年のJリーグが開幕。

知ってのとおり、6月にはロシアワールドカップが開催。Jリーグでは開幕直後からワールドカップメンバーを掛けたサバイバルが始まることとなる。

前回のブラジルワールドカップでは、大久保嘉人がJリーグでの活躍が認められ、ワールドカップ直前に代表に定着。また、現ハリルホジッチ体制においても、当時国内組の井手口陽介が、名だたる海外組を押しのけて、日本代表の主力に一気に飛躍したことは記憶に新しい。

昨年12月のE-1でアピールした小林悠、伊東純也、中村航輔などを始めとする国内組の、ワールドカップメンバーへの生き残りを掛けた猛アピールに注目したい。

そんな見所たっぷりのJリーグを観戦するファーストチョイスがDAZNだ。

Jリーグ観戦をメインの目的としてDAZNの加入を検討している方のために、DAZNで視聴可能なJリーグコンテンツがどんな内容なのかをチェックしよう。

まずはその前に、DAZNの料金について改めて確認しておこう。

DAZNの料金プラン

DAZNの料金体系は基本的に月額1750円(税抜)の一種類のみだ。

ただし、ドコモユーザーのみが加入できるプランであるDAZN for docomoでは、月額980円で利用可能となる。

加入者はすべてのコンテンツが見放題となり、例えば「Jリーグだけ」「プレミアリーグだけ」「サッカーだけ」といった、部分的なコンテンツ利用はできないシンプルな料金形態となっている。

加入から1ヶ月間は無料お試し期間となるので、加入を迷っている方はまずは1ヶ月間でDAZNの内容を確かめて、継続利用するかどうかを検討すればよい。

Qolyでは以前に、DAZNの料金形態については、別記事において詳しくまとめているので、合わせてそちらもチェックしてほしい。

それでは、ここからはDAZNでJリーグを視聴する上で知っておきたいポイントをまとめる。

DAZNではJ1・J2・J3の全試合がライブ配信!

DAZNのJリーグ配信で、最大の売りとなっているのが、J1、J2、J3のリーグ戦全試合ライブ配信だ。

2018年の年間試合数はJ1:306試合、J2:462試合、J3:272試合の、合計1040試合。そして当然ながら、これら通常のリーグ戦のみならず、昇格プレーオフや入れ替え戦もすべて生配信される。

当然ながら、社会現象になった90年代Jリーグブームの時代まで遡っても、リーグ戦の全試合が生で観戦できる環境は未だかつて存在しなかった(2016年までJリーグの放映権を持っていたスカパー!はJ3の生放送は一部の試合のみ)。

これらに加えて、ブンデスリーガを除く欧州5大リーグや、各国リーグの日本人選手所属チームの試合もライブ配信されるため、サッカーフリークにとっては体がいくつあっても足りないコンテンツの充実度といえる。

DAZNではルヴァンカップ、天皇杯、代表戦は配信されないので注意

ルヴァンカップや天皇杯は、普段のリーグ戦では出場機会が得られない若手選手が出場するなど、熱心なサポーターにとっては、リーグ戦に負けず劣らず見所たっぷりの大会だ。

しかし2018年現在、DAZNではルヴァンカップや天皇杯は配信の予定がない。

残念な点ではあるが、今後DAZNのサービスが拡大されていく中で視聴可能になる可能性もゼロではないので、期待したい。

また、DAZNではA代表を始めとする、日本代表戦が配信されない点にも注意。

ただ、A代表や五輪代表の試合に関しては地上波やNHK-BSでテレビ放映されるため、DAZNでの配信の必要性は、さほど感じないだろう。

DAZNでJリーグを観戦するなら知っておきたいおすすめポイント