「ギブソンは作りが雑」…これは真実であり、間違いであるともいえます。
よく「アメリカ人とアメリカ製品は大雑把だから」、などと言いますが、フェンダーUSA、PRSやテイラー、マーティンなどは
非常にクオリティの高い製品を送り出しています。

ギブソンのクオリティコントロールは良いとは言えず、粗悪な作りの新品が出荷されたり、最初からきちんと仕上げることを放棄したような廉価シリーズが発売されたりしています。
しかしカスタムショップやモンタナ工場のアコースティック、メンフィス工場製のホロウボディなどは、天下のギブソンの名に恥じないものです。大変よく出来ています。

要するにナッシュビル工場の一般従業員の仕事ぶりにムラがありすぎるのでしょう。それは従業員の問題というより経営陣の責任だと思います。