2/21(水) 5:58配信
デイリー新潮
元カノが告発! 「大砂嵐はモンゴル互助会の仲間だった」

 純白に輝く泡雪も、やがて都会の塵や埃に塗れれば、薄汚れた残雪の塊となる。片や角界初のムスリム力士として期待された彼は、トラブル続きで“禁じ手”まで告発され……。何故ここまで汚れてしまったのか。

 エジプト出身の十両力士・大砂嵐(26)は、長野県内で無免許運転の疑いもある追突事故を起こしていたことが報じられ、1月22日から初場所を休場した。

 あくまで自動車は同乗していた妻が運転したと主張する彼だが、その直後から出るわ出るわ。写真誌で二股をかけられた女性たちの怨み節が報じられたのだ。

「次から次へと恋人の存在が明らかになり、どうなっているのという気持ちです」

 と溜息をつくのは、女優・黒木メイサを彷彿とさせる都内在住の20代女性である。いったい大砂嵐は何股かければ気が済むのか。呆れる他ないが、初めてマスコミの取材に応じるという彼女は、その胸中をこう語る。

「私は彼と結婚することを見据えて真剣に交際していた。引退後はエジプトに移住しよう。そう2人の間では話が進んでもいたのです」

 にもかかわらず、大砂嵐は2016年6月、親方にも無断で現在の妻であるエジプト人女性と結婚した。裏切られた彼女が問い詰めると、

「彼の説明では“政略結婚だったから断れなかった”と言うんです。イスラムでは4人まで奥さんを迎えられるので、日本とは感覚が違うのかもしれませんが、あまりに身勝手な言い訳をしてきたのです」

「仕事をナメている」

「そもそも、大砂嵐がどこまで本気で相撲に取り組んでいたのか。彼はテレビカメラの前では“横綱になる”なんて言っていましたが、私には“横綱になるつもりはないよ。大関くらいが丁度いい”なんて嘯(うそぶ)いていたので」

 と、この元交際女性は大砂嵐の二枚舌ぶりを打ち明けるが、さらに彼のこんな“禁じ手”を暴露するのだ。

「自分は八百長をしているとよく吹聴していました。実際、モンゴル勢などの力士たちとよく飲みに出かけていましたから、そういう話し合いをしていたのかなと。当時の大砂嵐は他の海外力士たちと違って同郷の仲間がいなかった。だから、モンゴル力士たちにいいように使われていたんだと思います。今となっては、彼の言葉は何ひとつ信用できませんが……」

 悪評まみれの「モンゴル互助会」の仲間だったとなれば、追突事故に続く重大なトラブル発覚である。

 で、大砂嵐が所属する大嶽部屋の親方を直撃すると、

「もし無気力相撲をやっていたのなら、その時点で私は彼を解雇していますよ。彼は黒星をつけられたことに対し、本当はもっと力があるのに負けてやったんだと言いたかったのでしょう。そんな強がりを他所様(よそさま)に言うなんて、テメエの仕事をナメているとしか思えない」

 今は追突事故の捜査が終わり次第、相撲協会の処分が出るのを待つ身だという。

「電話で大砂嵐と連絡はとっています。ちゃんとメシ食えてるか、と聞いても彼の声は暗い。信じてやりたい気持ちはあるが、私もこれ以上何を信じていいものか。警察の判断にお任せするしかありません」(同)

 角界が揺れ動いている折も折、多くの人を裏切り続けた代償は大きいだろう。

「週刊新潮」2018年2月15日号 掲載

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180221-00537988-shincho-spo
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