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「その後、2人はそれぞれ報道陣の取材に応じましたが、小泉は結婚するために発表したのではないと言い、豊原もこれまで家族と離婚の話はしていないと説明しました。
3年間黙っていたなら、沈黙を通せば済むこと。けじめとか聞こえのいいことを口にしていますが、結局、小泉のエゴに豊原が付き合わされたように見えました」

 目下、小泉は結婚の意思は全く示していないが、やはり、男を追い込むための“奇策”と見るムキもある。ともあれ、今後の展開について専門家はどう見るか。

夫婦問題に詳しい東京家族ラボ主宰の池内ひろ美氏は、
「関係が冷めていても子供が一人前になるまでは婚姻関係を続けるケースは多いです。
妻は夫の不貞行為で慰謝料を受け取るより、離婚までの間、生活費や学費などをもらうほうが、経済的に得ですから。
ただし、離婚の段階になって、妻に女の意地が出るケースがあります。自分は1人になるのに、夫は不倫相手と幸せになると思ったら抵抗したくなるというわけです」

 その場合、夫側は慰謝料を上積みすることになるという。離婚訴訟に詳しい岡林俊夫弁護士によると、
「判決によって離婚が成立するとなると、一般的に300万円ほどですが、今回のケースでは、一般人より収入がありますから、それを加味すると500万円ほど。
ただ、判決まで至らずに協議離婚の成立する場合が多いです。特に芸能人ですと、裁判になってイメージを悪化させるより、話し合いで決着しようとするでしょう。
そうなると、相場よりケタが増える慰謝料を払うこともあり得ます」

 男が土壇場で、やっぱり止めたとなりかねない? 

「週刊新潮」2018年2月15日号 掲載