2/15(木) 7:05配信
ショーン・ホワイト、3度目の金メダル「アユムのおかげ」
◆平昌五輪第6日 ▽スノーボード男子ハーフパイプ(14日・フェニックス・スノーパーク)

 雪上にひざまずき、目頭を押さえた。ショーン・ホワイトが土壇場の大逆転でバンクーバー以来2大会ぶり3度目の金メダルを手にした。「信じられない」。年収1000万ドル(約11億円)とも言われるスーパースターにも、金の名誉は格別だった。

 大トリで滑った3回目。先に平野が成功させたDC1440の連続技をお返しして、97.75までスコアを伸ばした。2回目では尻もちをついたが、勝負どころで決めた。「アユムのおかげでできた」と12歳年下のライバルをたたえた。

 トリノ、バンクーバーを連覇し、ソチでは失意の4位。17年には練習中に顔面を62針も縫う大けがを負ったが復活し「トップを取り返そうと必死に練習してきた。最高だ」と感慨にふけった。「4年後の北京も目指したい」と平野との再戦を明言した31歳。スケートボードで20年東京五輪に出場する可能性にも触れ「練習すれば十分にできる。ただ、次の冬季五輪まで準備が2年短くなる。難しい決断だ」と含みを持たせた。

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