立川談志の嫉妬論


己が努力、行動を起こさずに対象となる
人間の弱味を口であげつらって、
自分のレベルまで下げる行為、
これを嫉妬と云うんです。

一緒になって同意してくれる
仲間がいれば更に自分は安定する。

本来なら相手に並び、
抜くための行動、生活を送ればそれで解決するんだ。

しかし人間はなかなかそれができない。

嫉妬している方が楽だからな。

だがそうんなことで状況は何も変わらない。



よく覚えとけ。

現実は正解なんだ。

時代が悪いの、世の中がおかしいなんと云ったところで仕方ない。

現実は事実だ。

そして現実を理解、分析してみろ。

そこにはきっと、何故そうなったかという原因があるんだ。

現状を認識して把握したら処理すりゃいいんだ。

その行動を起こせないやつを俺の基準で馬鹿と云う。