やっぱそうか


平野歩夢の銀メダルは妥当だったのか?絶対王者の“演技”見抜けず誤審も……
https://pyeongchang.yahoo.co.jp/column/detail/201802140008-spnavi

今回の決勝の戦いをスノーボード専門誌『BACKSIDE』編集長の野上大介氏に解説してもらった。
すると、野上氏は「スローで見れば誰でも分かりますが、誤審でした。
本当に悔しいですね」と、“絶対王者”の金メダルに異議を唱えている。

■平野はもっと高得点がでて良かった


――平野選手が95.25点をマークした2本目の滑りはいかがでしたか?


 とても高い完成度でした。ですから点数が低すぎると思いますね。その理由は2本目だったからでしょう。
後ろの滑走順にスコッティ・ジェームス(オーストラリア)とショーンがいて、さらに3本目も残っていました。
またショーンは1本目で1440の連続技を出していなかったので、
(審判が)100点満点に対する余剰を残したジャッジでした。

平野選手の演技をスローで冷静に見るとグラブもすごいです。4
回転、4回転、3回転半、3回転半と、全部でつかんでいる時間が長いんですよ。
グラブには見栄えプラス、回転を安定させる意味があります。かつ回転の完成度が高くないと長く同じ体勢を維持できないので、
よりグラブが長い方が技の完成度が高いと言えます。


 ですので、平野選手の2本目は完成度がかなり高いです。
「あれで(得点が)出ないのならしょうがない」という一言では片づけたくありません。あれを3本目に決めていたら
逆の話になっていたでしょう。
人間は機械ではないので仕方がないのですが、本来98点台が出ていても不思議ではない滑りでした。