1月28日放送の「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(テレビ朝日系)にフィギュアスケート女子の元日本代表・村主章枝が出演。
現役時代の終盤は無収入で、借金生活を送っていたうえに、父親の退職金と母親の貯金を使って現役生活を続けていたと告白した。
現在活躍している有名人の中には、かつて借金生活で苦労した過去を持つ人物は少なくない。

・20代で2000万円! 林先生は借金がきっかけで予備校講師に
「今でしょ!」のキメ台詞で人気となり、現在は冠番組も持ち多忙を極める林修は、20代で約2000万円弱の借金を抱えたことをインタビューで告白している。
元銀行員だった林は、退職後バブル期の真っ只中で事業を始めるも失敗。
その後、株取引に手を出したり、競馬で一獲千金を狙ったりと現在からは想像できないほどギャンブルに明け暮れていたそう。

しかし、林はそんな中でも、「根拠なき自信に満ちあふれていたため、不安は全くなかった」のだそうで、
自身の経験から「どんな状況でも何とでもなると思える人が勝てる」ことや、
失敗から学習することの大切さについて学んだと語っている。

林が借金を返済するために友人のつてではじめたのが予備校講師。
その後、予備校の講師陣の1人として出演したテレビCMで「いつやるか?今でしょ!」が話題となり、一躍人気者となった。

ところが、予備校講師を始めた直後は、借金がなかなか減らなかったようで、2017年11月11日の「サワコの朝」(TBS系)に出演した際
「結局40歳くらいまで払ってました」と告白している。(林は1965年生まれ。同TV出演時は52歳)

・マンション購入で失敗した阿部寛とブレイク寸前まで借金していた吉田羊

林と同じくバブル期につくった借金で苦労したのが阿部寛。
勧められるまま不動産投資としてマンションを購入したがバブル崩壊で投資は失敗、莫大な借金を背負ってしまったというのだ。

そのときの苦労を忘れられないのか、映画『バブルへGO!! タイムマシンはドラム式』(2007年)の舞台あいさつで
「バブル期当時の自分にアドバイスを送るとしたら?」と問われた阿部は、「マンションを買わないように止めます」と答えている。

遅咲きの女優・吉田羊は、女優として一躍有名になるきっかけになったドラマ「HERO」第2期(フジテレビ系・2014年)に出演する
直前まで事務所に借金をしながら仕事をしていたと、2015年2月13日放送の「A-Studio」(TBS系)で明かした。

引越し屋、葬儀屋などのアルバイトをしながら不遇の時代を過ごしていたそう。

村主章枝も、現役時代はお金に苦労したというが、現在はカナダで振付師として活躍している。
華やかな世界にいるように見えるスポーツ選手や芸能人だが、成功し自分のやりたい仕事ができるようになるまでにはお金で苦労することも少なくない。
彼女たちの今の人気の秘密は、借金に打ち勝ってしまうほど強いパワーなのかもしれない。

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