長野五輪での八方尾根もここまでは酷くなかった。
それどころか、スキーリゾート地として外国人客が
我先にとばかりに大勢訪れている。隣の小谷村まで経済効果があるそうだ。
冬だけじゃない、夏も同様に登山やジャンプ台見学と大繁盛。
長野まで開通した新幹線。五輪パラリン中は臨時列車を多数運転し
乗客を置いてきぼりにすることは全くなかった。
その後、金沢まで伸び、あの吹雪の中でも運休せず。

五輪パラリン以降はスキーリゾート地として平昌を売り込む目論見は
もはや崩壊したと断言してもいいだろう。
駅までのバスが待てど暮らせどやってこない(レジェンド葛西ブログ)し
駅に着いたら列車が来ないので大混乱。

あの強風と低温の中で行なわれたスキージャンプ男子ノーマルヒル
(10分間も待たされたスイスのシモン・アマンの表情が全てを語る)
強い横風で転倒なしでゴールできた選手が少なかった、あの女子スロープスタイル
(選手生命を潰しかねない怪我をさせられた選手が「平昌の風」と名付けている)
今後、W杯や世界選手権を誘致しようとしても「NO!」の嵐が待ち受ける。
施設は使われずにボロボロとなり、KTXは廃止の憂き目になるかも。
ちゃんと残るのは「モルゲッソヨ」だけかもしれない。

全羅北道のムジュ(茂朱)にスキーリゾートがある。
風に左右されにくいジャンプ台もあり韓国の選手の練習拠点になっている
(ムジュリゾートで働きながら選手生活を続けられるのだ)。
町並みもハングルがなければ「ここはスイスか」と思えるほど景観がいい。
なんで、こっちでやらなかったんだ? また全羅道(百済)差別かよ…