韓国に浸食した“AKB商法”でK-POPアイドルのCDが爆売れ中!? “CD市場”の日韓比較
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CD売上増加の背景

ただ、奇妙なことに、韓国ではここ最近、CDの売上自体が伸びている。

『東亜日報』が「韓国版ビルボート」と呼ばれるガオンチャートに依頼した調査結果によれば、2016年の上位400位のCD売上総枚数は1080万枚に上っている。売上数が1000万枚を超えたのは2011年の調査開始以来、初めてのことで、ここ5年間で約40%も売上が増加しているというのだ。

同時期の日本のCD生産数を見ると、2011年には約1億9951万枚だったのが、2016年には1億6119万枚と20%近くも減少している。

『韓国日報』は、「アイドルCD1000万枚時代…音盤価値の暴落は“逆説”」との見出しを打った記事で、韓国でCDの売上が伸びている背景には、アイドル市場の成長があると分析している。

記事では、2012年にデビューしたEXOや2015年に登場した防弾少年団とTWICEなどの人気上昇によってアイドルに対する関心が高まり、自然とCD市場も拡大したとも綴った。