2014年ソチ冬季五輪フィギュアスケート女子の米国代表のアシュリー・ワグナーが12日までに、
平昌五輪女子で優勝候補のアリーナ・ザギトワ(15)がフリーで後半にジャンプを集中させる演技について
「フィギュアの全てではない」と、ツイッターで批判した。

国ぐるみのドーピング問題のため「ロシアからの選手(OAR)」として出場したザギトワ選手は
全ジャンプを基礎点が1・1倍となる後半に跳び、得点を稼ぐ異例の構成で知られる。
ワグナー選手は「試合へのアプローチには敬意を払う」とした上で「前半に時間をつぶし、後半にただジャンプするだけ」などとつづった。

これに対し、ロシアの選手から反発の声が上がり、ソチ五輪女子金メダルのアデリナ・ソトニコワ選手は
「賛成しない。全てのジャンプを後半に集めた最も困難な構成だ」と強調。
02年ソルトレークシティー五輪男子王者のアレクセイ・ヤグディン氏も「よく考え、きれいな滑りで高得点を集めている」と反論した。

ザギトワ選手は12日の平昌五輪団体女子フリーで、世界歴代2位の自己ベストの得点を更新した。

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