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2018年2月12日8時29分

 若村麻由美(51)が、芳根京子(20)主演のフジテレビ系月9ドラマ「海月姫」(月曜午後9時)第5話に、瀬戸康史(29)演じる女装美男子・鯉淵蔵之介の母リナ役で出演することが12日、同局から発表された。

 若村は1987年(昭62)のNHK連続テレビ小説「はっさい先生」のヒロイン役などで活躍してきたが、月9への出演は初めて。同局を通じ「私自身がクラゲ好きなので、うれしかったです。クラゲと触れ合うシーンがあれば、なおうれしいですね」とコメントした。

 若村が演じるリナは元舞台女優で、北大路欣也演じる政治家の鯉淵慶一郎の元愛人であり蔵之介の実母という役どころだ。
リナは本妻より先に慶一郎の子を身ごもり、蔵之介を産んだが愛人という立場のため、慶一郎と決別した。一方、慶一郎は生まれた子どもの蔵之介は将来、政治家にするという考えで引き取ったため、それ以来、リナと蔵之介は一度も会ったことがない。

蔵之介が女装をするようになったのも、ファッション好きが高じてだけではなく「もしも自分が女性だったら、母と離れ離れになることはなかったのでは…」という思いの表れでもあったことが第4話で明らかになった。

若村は「複雑な環境の中、離れ離れになった親子の再会は難しいですが、蔵之介を繊細に演じていらっしゃる瀬戸さんの演技の見せどころでもあるので、蔵之介の母らしく、たおやかに受け止められればと思っています」と思いを語った。

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