https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180212-00000106-sph-spo

 悪天候の影響を受け続ける雪上競技について、14年ソチ五輪まで3大会連続フリースタイルスキー代表監督を務めた全日本スキー連盟の元強化部長・林辰男氏(65)が11日、スポーツ報知の取材に応じ「組織委員会の運営能力を問われる重大な事態」と指摘した。

 年間を通して20戦近い大会が行われるW杯では、雪不足や開催資金難などを理由にキャンセルになることはよくあるが、五輪で天候不良を理由に「中止」になったという記憶はまずない。

 予選であれ、延期ではなく「中止」という判断は冬季五輪史上に汚点を残したと言わざるを得ない。五輪ともなれば、こういう事態に備えるもの。コース設定やタイムテーブルを変更するなどして何が何でも成立させるべきだった。ましてや平昌は天候が荒れると分かっていた地域。日またぎになったジャンプ男子ノーマルヒルしかり、慎重な計画を練ってなかったのではないかと疑問に思う。

 五輪競技の信頼も損ないかねない。スノーボード女子スロープスタイルのように新種目が増えている中で、こういう事態は起こしてはいけない。どうにかして試合を成立させる手段を探れなかったか、残念でならない。(談)


2018/02/12(月) 07:23:47.03
【平昌五輪】スノボ予選中止は「冬季五輪史上に汚点」
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