【武田修宏の直言!!】6月のロシアW杯に向けて海外組が調子を上げているね。ドイツ1部ドルトムントのMF香川真司(28)はレギュラーに定着し、結果も出している。絶好調と言えるんじゃないかな。スペイン1部エイバルのFW乾貴士(29)もキレ味鋭いドリブル突破で、ゴールに絡んでいるし、本番が楽しみだね。

 メキシコ1部パチューカでプレーするFW本田圭佑(31)もようやくコンディションが整ってきて、後期リーグでは3得点3アシスト。コンスタントに試合に出ているからゲーム勘も取り戻しつつある。それに彼の武器であるFKでゴールを決めたのは自信回復につながっただろうね。

 本田は昨秋以降、日本代表に選ばれていないけど、本来の調子であればロシアW杯では欠かせない選手だよ。タイプ的には、ハリルホジッチ監督が取り組むカウンター戦術に合わないかもしれないけど、フィジカルが強く、ボールキープもうまいから1トップ起用は“あり”じゃないかな。

 2010年南アフリカW杯でも1トップを務めて大健闘したし、彼には適任でしょう。本田を起点に攻撃を展開し、最後はゴール前に走り込めばいいんだよ。高い決定力があるんだから、得点力アップにつながるし、世界的な知名度もある。相手にとって怖い存在になれるね。

 ハリルジャパンでは高い評価を得るドイツ1部ケルンのFW大迫勇也(27)、J1C大阪のFW杉本健勇(25)が1トップの有力候補だけど、本田には技術と経験、度胸、リーダーシップがあってさらにFKも蹴れる。本職のポジションではないけど、おもしろい起用法だと思うね。

 ロシアW杯に臨む日本代表メンバーの座を勝ち取るには、所属クラブでの活躍が必要なのは間違いない。5月中旬のメンバー発表まで欧州組の動向を注意深く見守っていきたいね。

2/7(水) 11:26配信 東京スポーツ
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