ハリウッド女優たちによるセクハラ告発が相次ぐ中で、オスカー女優のナタリー・ポートマン(36)が、過去のセクハラ体験について告白。

 米ポーター誌のインタビューで、
「最初は、”私にはセクハラの被害経験はない”と思っていたけど、”ちょっと待って、私にも100件のストーリーがあるわ”に変わった。
多くの女性たちが私と同様、”これはプロセスの一部なんだ”と思い込み、我慢してきたのだと思う」と語った。

 13歳の頃から女優として活躍しているポートマンだが、これまで、操作的で虐待的なプロデューサーたちに対応せざるを得ないことも多々あったという。
 あるプロデューサーに誘われ、自家用ジェット機内で2人きりになったこともあったと明かした上で、
「機内で2人きりになり、側にはベッドが1つあった。襲われたりはしなかったけれど、私が”居心地が悪い”と伝えたので、
それは尊重されました。でも、絶対によくないことです。そうでしょう?許されるべきことではない」と語った。

 つい最近、米女優ユマ・サーマンも過去のセクハラ被害について告白したばかりだが、ポートマンは、
「セクハラを告発した女優たちは、長い間、自分たちの話を聞いてもらえなかったため、ハリウッド業界全体が注意を払うことが重要です」とも語っている。

https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201802060000113.html

さらにナタリー・ポートマンは、銀幕デビューから間もなく、13歳のころから性的いやがらせをうけていたことを、過去に出演したイベントで告白していた。
「自分をレイプする妄想がつづられたファンレター」が、デビュー作「レオン」(1994)封切後から届いていたというのだ。

「13歳なりに、すぐに理解した。私が自分を性的に表現すれば、すぐに危険な目に遭って、
そういう男性たちは私のカラダについて議論する権利を得たと思うんだろうと。それが私を、とても不愉快な気にさせたの」

ナタリーは、新しいインタビューにて、この話を補足している。

「たくさんの人たちが長い間ずっと声を上げてきたのに、誰にも届かなかった。有色人種の女性は特にね。
だから業界が耳を傾けることは、とても重要なことなのよ」

https://www.tvgroove.com/news/article/ctg/1/nid/38179.html

「興味深いのは、これらのセクハラ議論が“女性が母親となること”とは無関係であることです」と主張。
「女性が職場から離脱してしまうのは、それが不利な環境であり、彼女らがその一部にならないことを選んでいるからです。
男女の格差を変えて50:50の比率になれば、問題は減ることが証明されます」と考えを明かし、女性のキャリアは子供を持つことではなく、
不利になりうる環境によって脅かされることを訴えたという。

https://mdpr.jp/international/detail/1744980