世界有数の経済誌Forbesが、PS4『モンスターハンターワールド(MHW)』のレビューを投稿。
その中でミッチ・ウォレス記者は「何の罪もない動物に手を出し、彼らの生活を破壊するゲームの根幹部分に不快感を覚える」と所感を述べています。

「MHW:動物への扱いに大きく気分を害する」より抄訳
https://www.forbes.com/sites/mitchwallace/2018/01/30/

私の前に現れた”賊竜ドスジャグラス”は悠々と自然の中で生きているだけで、私を攻撃するなどの素振りも見せなかった。
逆に私がこの巨大生物に近づき、 動かなくなるまでハンマーで顔面を何度も殴り続ける行為をしでかすのだ。

突然現れた脅威に生物はもちろん反撃を試みるが、これはあくまで自己防衛だろう。
決着がつくと、私は死んだ動物にナイフを突き立て素材を剥ぎ取らなければならない。

”掻鳥クルルヤック”は岩を抱えて攻撃・防御する、自然淘汰の末に生を受けた素晴らしい生物だ。
しかし私はまた正当な理由もなく攻撃を仕掛ける。
弱ったこの生物は泣きながら足を引きずり、なんとか私から逃げるのだが・・それでも執拗に追いかけ回されるのだ。

これらの生物はそもそも命の駆け引きを望んでなどいなかった。
邪悪な人間たちが群がって動物を袋叩きにしているだけであり、ゲームであることは承知の上で言うが、私は「これは本当に正しいことなのか」と考えるようになったのだ。

アメリカの各州では、農作物を荒らすシカを狩るための狩猟解禁時期がある。
本作のミッションにもそれと同じような理由での狩猟や捕獲はあるが、それが全てではない。

単純に人間にとって邪魔な存在であるとか、特に理由もなく生物を狩るクエストもある。
まるで象牙やサイの角をゲームで密猟しているようなものだ。

フィクションだとは分かっているが、自分がしていることを考えると後味が悪い。
とても楽しいゲームであるのは間違いないし、非常に良く出来ている作品だとも思う。
ただ自分が抱いたような考えもあるのだということをこの場で伝えておきたい。

これまで何度もゲームで生物の命を終わらせてきた自分だが、違和感を抱いたのは『モンスターハンターワールド』が初めてだった。
おそらく大地に生息するモンスターの描写がリアルなのが原因だとは思うが。

http://livedoor.blogimg.jp/yurukuyaru/imgs/b/9/b906a0a6.jpg
http://yurukuyaru.com/archives/74813315.html

★1:2018/02/06(火) 08:28:14.23
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