俳優の鈴木亮平(34)が主演を務めるNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」(日曜後8・00)の第5話が4日に放送され、平均視聴率は15・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが5日、分かった。

第1話=15・4%、第2話=15・4%、第3話=14・2%、第4話=14・8%と推移。
今回は0・7ポイント上昇し、初回の数字を上回った。

大河ドラマ57作目。直木賞作家・林真理子氏(63)の小説「西郷どん!」(KADOKAWA)を原作に、幕末から明治維新のヒーロー・西郷隆盛(鈴木)の激動の生涯を新たな視点で描く。
脚本はNHK連続テレビ小説「花子とアン」、テレビ朝日「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」などで知られる中園ミホ氏(58)。
初の大河脚本となる。演出は野田雄介氏ら。

第5話は「相撲じゃ!相撲じゃ!」。
藩主に就任した斉彬(渡辺謙)は父・斉興(鹿賀丈史)派の重鎮たちを罰せず、重用すると宣言。
父が流罪でいまだ謹慎中の身である正助(瑛太)は斉彬のやり方に憤る。
吉之助(鈴木)は友人の正助のため、御前相撲で勝ち上がり、殿の真意を問いただすと息巻く。
その中、糸(黒木華)に縁談話が持ち上がり、相手は相撲大会にも出場する上級藩士だという。
糸に恋い焦がれる正助の無念を晴らそうと、島津家の姫・於一(北川景子)が見守る中、吉之助は絶対に負けられない試合に臨む…という展開だった。

第5話は、西郷とも大きな関わりを持つことになる、薩摩・島津家の分家に生まれ、後の篤姫として知られる於一(おいち)が初登場した。

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