身元不明男性:名前も出自も不明…昨年、愛知・弥富で保護 自立へ前向き努力 市など連携し救済協議
2015.11.24 毎日新聞中部朝刊より引用

 愛知県一宮市の民間福祉施設に、自分の本名や、以前の生活場所も分からない若い男性がいる。
昨年県内で保護されたが身元が特定できないため、公的制度などを限定的にしか使えない。(中略)
 昨年7月、同県弥富市のスーパーマーケットのトイレで倒れていたところを保護された。
所持金は無く、脱水症状で意識はもうろうとしており病院へ。体力が回復すると、“過去”を語り出した。
「親が誰か分からない。4歳ぐらいから『おじさん』の家にいて、毎日ドリルで勉強していた」
「歯医者に通院したことはあるが、それ以外は外出していない。学校にも行っていない」「おじさんの家はどこか分からない。
抜け出したくて、1カ月かけて逃げてきた」――。病院の検査では健康状態に問題はなく、精神疾患の疑いもみられなかったという。
中学卒業程度の学力があるとみられる。以前、「おじさん」に「誕生日」と教えられた日から計算すると、現在23歳。
市役所や警察が全国の行方不明者などを調べたが該当者はおらず、身元特定につながる情報は得られなかった。(後略)


この時点で警察は和田さんを行方不明者と照合してる
DNA鑑定かは不明