アイドルグループ・乃木坂46を卒業すると発表した生駒里奈さん(22)は、メンバー随一の知名度を誇る反面、いわゆる「アンチ」も多く抱えていることで有名だった。

 「アンチにたくさん傷つけられそれでも坂を上り続けた6年半」―-。彼女の苦労をそうねぎらう声が、ツイッターに相次いでいる。

■握手会も休みがちに

 生駒さんは2018年1月31日、20枚目となる次のシングル(発売日未定)をもってグループを卒業するとブログで発表した。「20歳になった頃から、大人として一人で生きていくためにはどうしたらいいのか」考えるようになったと明かし、「ここだけじゃ足りないと思う様になりました」などと説明している。

 生駒さんは2011年8月、乃木坂46に1期生として加入。独特の垢抜けなさと、はつらつとしたキャラクターでファンに浸透した。12年発売の1stシングルから5thシングルまで、5作連続でセンターを務める。まさにグループの「顔」として知られるようになった。

 だが、そうした活躍は一部で「運営にゴリ押しされている」と受け取られ、執拗に批判する勢力を生みがちだ。握手会の人気もイマイチで、ますますその勢いに拍車をかけ、生駒さんは多くの「アンチ」を抱えるようになった。

 握手会も次第に休みがちとなった。2017年に発売した17〜19th シングルの発売記念握手会も多数、体調不良で欠席。2017年8月のブログで「握手会、欠席してしまいすみませんでした」と謝罪し、「アイドルだけど、根っこは普通の人なんだ」と説明した。

 10月16日のブログでは、

  「今、何を言っても、やっても何故?と言われてしまう。そこから自分を守る為に退いでも何故?と言われてしまう。だから、音を立てる事をしない。またはっきりと音を立てる時が来るまで」

と投稿。「握手会のせいか」「卒業するの?」など、心配の声が相次いだ。

つづく

1/31(水) 20:03配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180131-00000018-jct-ent

写真
https://amd.c.yimg.jp/amd/20180131-00000018-jct-000-1-view.jpg