>>302
>>305
返してくれてありがとう。
人間は生類なのでかならず死にます。人類が出現して以来、死ななかったひとはだれひとりとしていません。
死亡率は100パーセントです。美人も、勉強家も、人間ができたひとも、100年にいちどの天才もみな、いぬねこを大事にするひとも、時がくれば、世にさよならを告げて旅立たなくてはなりません。
かならずそうなので、慌てて死ぬ必要もないです。
五木寛之ほか、いろいろなひとが人生に目的というのはないといっていますが、そのとおりであり、「いちばん最後の場所まで歩いていく」ことが生物として生まれた務めではないかと思います。
うまくいかない、おもしろくもない人生の途上にたまにぽつんぽつんと起こる、いくつかの嬉しい、しあわせな出来事がある。・・・それを拾って遠くまで歩いていきたいものです。
生涯の「涯」はゆきどまりの崖っぷちの意味ですね。サンズイなのでそれは海や滝つぼなのかもしれません。
苦しくて、どうしようもなく苦しくて、死にたくなったら、死ね死ねという内魔のささやきに屈しそうになったら、おとうさんおかあさんの顔を思いだせば、もうこの世にはいないかもしれないその両親がきっと助けてくれるに違いありません。