【映画】黒澤明の監督作全30本網羅したDVDマガジン創刊、付録は復刻パンフレット
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2018年1月15日 12:30
黒澤明の監督作全30本を網羅したDVDマガジン「黒澤明DVDコレクション」が創刊。明日1月16日より隔週火曜日に刊行される。
DVDには「羅生門」「生きる」「七人の侍」「乱」といった監督作を毎号1作品ずつ収録。マガジンでは作品解説や世界各国で制作されたポスター、チラシを収めたシネマギャラリー、黒澤の生涯を振り返るバイオグラフィーのほか、各界で活躍する著名人が黒澤に対する思いや自身への影響を語るインタビューを読むことができる。
購入者特典には、18作品の復刻パンフレットが用意された。創刊号から第3号までは収録作品のパンフレットが付属し、第30号までの応募券をすべて集めると残り15作品のパンフレットが応募者全員にプレゼントされる。
1961年公開作「用心棒」を収めた創刊号は990円、2号目以降は各1790円で販売。全国の書店、朝日新聞の販売所、朝日新聞出版の公式サイトなどで予約・購入が可能で、定期購読も受付中だ。現在、YouTubeにてシリーズガイド映像と仲代達矢がナレーションを担当したテレビCMが公開されている。
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「黒澤明DVDコレクション」シリーズガイド
https://youtu.be/92iRPMCzszE
黒澤明DVDコレクション」創刊 TVCM(NA・仲代達矢)
https://youtu.be/IO9o6sVnSyw
黒澤明DVDコレクション
2018年1月16日(火)創刊 隔週火曜日発売
<ラインナップ>
創刊号「用心棒」
第2号「七人の侍」
第3号「赤ひげ」
第4号「椿三十郎(1962年)」
第5号「天国と地獄(1963年)」
第6号「羅生門」
第7号「乱」
第8号「隠し砦の三悪人」
以下続刊 ※第9号以降の刊行順は未定
「姿三四郎(1943年)」
「一番美しく」
「續姿三四郎」
「虎の尾を踏む男達」
「わが青春に悔なし」
「素晴らしき日曜日」
「酔いどれ天使」
「静かなる決闘」
「野良犬(1949年)」
「醜聞(スキャンダル)」
「白痴(1951年)」
「生きる」
「生きものの記録」
「蜘蛛巣城」
「どん底(1957年)」
「悪い奴ほどよく眠る」
「どですかでん」
「デルス・ウザーラ」
「影武者」
「夢(1990年)」
「八月の狂詩曲(ラプソディー)」
「まあだだよ」 三船以前に主役を張ってた藤田進さんはどんどん脇に。
でも隠し砦での三船との対決シーンなんか存在感あったな。 蜘蛛巣城好きだけど
・音声に問題ある黒澤作品の中でも特に科白が聞き取れない
・OPの男声合唱が歌詞や映像と反してて妙にご陽気
なのが残念 >>462
今の若い人にはセリフ聞き取れないだろう >>476
あの役は、
主役で、オーラを放ち、いかにも強そうな真壁六郎太と同等に感じさせなきゃいかんわけだからね。
それを見事に演じてると思う。
七人の儲け役が久蔵だとすると、隠し砦は田所兵衛だろうなぁ。
最後美味しいとこ持ってくし、日本映画史に残る名ゼリフ言うしw
あの役は当然ながらスターウォーズにも活かされてるよね >>477
個人的に蜘蛛巣城で聞取りづらいとこはあんまないな。
最後らへんに出て来る亡霊たちのセリフはちょっと厳しいけど。
セリフだったらやっぱ七人かな〜。
特に与平の ここぞ ってとこが聞取り辛くて最初見たときはイライラした。
んで蜘蛛巣城の最初の曲は
あれは人間ではなくて 天とか霊界から俯瞰で見てる感じで
欲にかられた人間をちょっとあざ笑ってるような感じで
個人的には合ってると思える。
あと、昔々あるところに って感じの昔話的な感じもあって
そういう意味でも合ってるように思える。
異論は多々あると思うけど >>484
奥さんだったか誰かの著作で
あの曲は合唱隊にあんまり注文も出さずに勿論映像も見せずに発注して
朗々とした張った歌声に「こりゃ違う」と思ったけど
いろんな事情で録り直しができなくて後悔してる、て書いてたよ
もちろんそれが全てじゃないし どう思うかはそれぞれの観客の自由だけど
セリフは特に三船ともののけ役の浪花千栄子が聞き取りにくかった
だから初見ではシェークスピアの原作もまだ読んでなかったから
「森が動かない限り〜」いうセリフが聞き取れなくて
クライマックスで実際に森が動くシーン観ても真の意味がわからないままだったな たばこのヤニで歯が真っ黄色だったけど...
メガキュア使い始めてから10日くらいで、ほとんど気にならなくなった
やっぱ芸能人が普段のケアで使ってるってだけあって効果が速い 年末にBSプレミアムで初めて黒澤作品を見たが実況がすごかった
用心棒では桶屋がツボだった
洋画で「地球の危機がー」がおなかいっぱいだったので
マグニフィセント・セブン見たらすっきりした 日本語と英語の字幕がついてるなら欲しい
字幕がないと何を言ってるのか分からない
昔の人は滑舌が悪くて早口すぎる 用心棒で百姓の女房助けたときに
亭主と逃げろのあとが何言ってるのかわからん >>486
へ〜、そういう事情があったのか。
監督からしたら不本意だったんだろうけど
別段問題はない感じだからまぁいいのか
そういえば物の怪は歌の歌詞が凄い分り辛いわ。
あれは当然ながら意味が分かった方が面白いし
シーンも割と長いから分からんとちょっと苦痛だな >>491
今思い出したけど、隠し砦の、
最後の脱出シーンのとき
馬に乗った雪姫が田所兵衛にかけるセリフがほぼ分からんw 黒澤だけに脚本書かせてはダメ
幼稚すぎるのでうまく補完する人がいないと
晩年の映画みればわかるでしょ
黒澤は映像センスとアクション演出は天才だが他はぜんぜんガキなんだわ 松村達雄の抑えた演技が俳優のキャラクターを活かしきれておらず、今ひとつ。 >>22 ID:xbqix+kA0
↑こいつ最高にアホ メガキュアには凄い感謝しちゃってます!だって速攻で歯を白くしてくれちゃうんだもん 松田優作DVDマガジンは、特典インタビューとかあってお得だった。
全41冊買ったけど、実はあんまり観ていない。
これも欲しいけど、また棚の肥やしになりそうだな。 >>452
>私は小一時間ほどで『影武者』の脚本を読み終えた。
(略)
>出来が悪く、詰まらなく、ただただしんどいだけなのだ。
>話は戦国時代の武将、武田信玄に影武者がいたというだけにすぎない。
>その影武者の数奇な運命とか活躍はそれほどでもないし、武田信玄の偉大さが描かれている訳でもない。
(略)
>背中に傷がないのをネタ割りなどとはまるで子供騙しである。
(略)
>『影武者』はどこかに真実や必然性を感じさせる必要があるにもかかわらず、それらが皆無のため、下手に話が浮き上がり、詰まらなくなっており、演出でカバーなど出来るものではない。
(略)
>しんどかった。辛かった。私が『影武者』で一番辛かったのは、ただ一人で見た際限のない『影武者』一六、二〇一呎、百八十分六秒の長さだった―と同時に、それは、ひどく厳かで虚しい共同脚本崩壊の実感でもある。
「私と黒澤明 複眼の映像」 橋本忍 >>503
あぁやっぱ複眼の映像かぁ。
前から読もうと思ってたんだよなぁ。
ちょうどいい機会だから買うかw
黒澤さんと音楽家達の対立はいくつか知ってるけど
脚本家達の話はよく知らないんだよなぁ。
菊島隆三についてはネット検索で分かったけど
橋本・小国の両名についてはどういう経緯で関係を解消したんだろうか
> その影武者の数奇な運命とか活躍はそれほどでもないし、
> 武田信玄の偉大さが描かれている訳でもない
っていうのは自分も初見のとき同じことを思った >>496
初期はそのシステムの有用性に気付いてなかったかもだし
他の事情もあったんだろうからしょうがないのかもだけど、
晩年期はもういんじゃないの?w
それまでにたくさんの名作を残してんだし
最後くらいは気ままにやってもらって良かったと思う。
それに一人で脚本を書くようになった頃はもう老人になってたし
仮に他の人達と書いたとしても
あまり面白いものは出来なかったと思う。
まぁ完全たらればだけど >>470
七人の侍ではなんといっても勘兵衛だなー
三船と志村喬はどちらも違うベクトルで
本当に素晴らしいから比べようがないよ
世代が違うから、黒澤としては
志村から三船へ上手にトーチが渡された感じだったろうな
両雄が並び立った最後の作品が七人の侍ってことだね >>459
映像美で魅せる戦国オペラだったもんな。 黒澤明はたしかに偉大な監督の一人であることは間違いない
でも他の監督たちと比べて
ちょっと過大評価な気がする >>291
先日「隠し砦の三悪人」を観る機会があったがそういう感想を抱いた。
「7人の侍」は音が聞き取れなくて途中で挫折。 >>504
晩年の講演での質疑応答で共同脚本しなくなった理由答えていたよ
亡くなったり、リタイアしたり、使えなくなったりしたので一人で書くようになったと
後期、脚本書く段階では製作出来るかどうか全く不明なので脚本料工面できなかったからじゃないかと思ってるけどね >>502
松田優作のDVDマガジン、41冊もあるのかw
松田優作は在日だと知って驚いたが在命当時でも、みんな松田優作が在日だと知っていたのかなぁ
あの特徴的な目付きも整形だと聞いてさらにビックリ
>>505
たけしが黒澤のまぁだだよにかけて、黒澤映画はもういいよと言ってたなぁw
>>506
それにしても志村さんの七人の侍後の黒澤映画の役どころには納得いかんなぁw
黒澤が三船で世界に打って出ようってのは理解出来るが、もう少し志村さんに見せ場がほしかったなぁ
いくらなんでもあの島田官兵衛があんなつまらん悪役を演じてほしくはなかったw 「乱」のくろがねって高倉健がやるはずだったんだよな
井川比佐志もいい俳優だけど
あれを健さんがやってたらと思うと
ゾクゾクするよ >>502
主要な役所での映画とテレビの出演作品かな。
自分も欲しいのはボチボチ買おうかな。 >>508
「黒澤だけは別格、他の監督たちとはレベルが違う」というのも
「黒澤くらいの監督なら他にも沢山いる」というのも
明らかに言い過ぎだと思うけど、黒澤評価ってこのどちらかになりがちなんだよな・・・ トラ トラ トラは汚点か?
あの関連本見たけどあそこまで狂気になるもんかね >>512
これはどうして実現しなかったんだろう。
条件等で揉めたんだろうか。 >>517
先にオファーが入ってた「居酒屋兆治」の撮影を優先させたため
昔からの馴染みのスタッフで、健さんが降りたらその人達の収入がその期間無くなっちゃうから >>506
違うベクトルの俳優ってことだけど、
黒澤映画ってやっぱ動的な作品が多いし
それに合った俳優っていったらやっぱ三船ってなるんだろうね。
逆に静的な「生きる」はやっぱ志村喬になるし
あとはまぁ言う通り、世代交代ってこともあるんだろうけど 少々大袈裟めな演技をするって点では共通するんじゃないか?
仲代達也も >>507
>>456の指摘を読んで思ったんだけど、
乱の世界って、なんか他とつながってないっていうか
作品で描かれてる部分だけが存在する みたいな感じなんだよね。
蜘蛛巣城はもっとそういう感じだけど
一方 影武者は実在した歴史と人物と地域を描いてるってこともあって
他と地続きになってて存在のリアル感がある。
そういうような意味で宮崎さんは影武者を批判したのかも >>510
なるほど、それは全て納得できる理由だわ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています